コミュニケーションが苦手で、思ったことがうまく伝わらないなーと思うことがありますか?
どちらかというとコミュニケーションが苦手だという人は、何をもってそう判断しているかを確認してみるといいかもしれません。
現状を認識する
まずは、そういうコミュニケーションをしていると認識しましょう。
何かうまく伝わってないなら、うまく伝わってないのです。
そうじゃないんだよなーとか、本当はもっとできるんだけどなーとか、あのときああ言っておけばよかったなーとか、そう思うのであれば、そのようなコミュニケーションをあなたはしているのです。
まずは、うまく伝わってないと思うのであれば、「うまく伝わらないコミュニケーションをしている」とハッキリ認識するといいですね。
判断基準を確認する
その上で、自分の判断基準を確認してください。
あなたは何をもって、話が伝わったと判断していますか?
あるいは、何をもって話が伝わらなかったと判断していますか?
実はここがメチャクチャ重要なんです。
この判断基準が間違ってたら、そもそも「うまく伝わらないコミュニケーションをしている」という認識が間違っているということだからです。
この判断基準のことをよくよく考えてみてください。
相手が頷いてたら聞いてくれてると思うとか。
相手がこちらの目を見ていたら聞いてくれてると思うとか。
そういった、相手のしぐさ、表情、雰囲気などで自分の話が伝わっている、あるいは、伝わっていないと判断していることがだんだんわかってくるでしょう。
判断基準のチューニングをする
判断基準が役に立ってないようなら、チューニングした方がいいですね。
例えば、「こちらの目を見てないと、話を聞いてくれていない」と判断しているのであれば、その判断基準が役に立つか見直すことです。
世の中には目を合わせた方が安心する人がいるように、目を合わせると不安になる人もいます。
だから、あなたにとっての「話が伝わっている」という判断基準をクリアするために、相手にそもそも無茶なお願いをしているかもしれないのです。
そう思い立つと、「こちらの目を見て話を聞いている」ことが、「自分の話が伝わっている」とする判断基準があまり役に立ってないことに気づくかもしれません。
だったら、その判断基準はちょっと脇においてみます。
そして、他に自分がどんな判断基準を持っているかを確認してみてください。
こんな風にして、改めて自分の判断基準を見直してみるといいですね。
おわりに
コミュニケーションが苦手という人は、その判断基準が役に立ってないのかも知れません。
本当はうまくいっているのに、自分がダメだと思っているだけかも知れません。
もちろん、判断基準はTPOにもよるので、一概にこれがいいというものはないですが、少なくともそのTPOには合ってないものを判断基準にしてもしんどいだけってことです。
そもそもできもしないことを要求することは、全く役に立ちません。
まずは、自分がどんな判断基準を持っているかだけでも確認してみてくださいね。