急性虫垂炎で11日間入院してました。
その最初の7日間は食べ物は一切禁止で、水かお茶しか口にしちゃダメだったんです・・・
1週間の点滴生活
その間はずっと点滴で栄養補充してました。
点滴というのは不思議なもので、あんなのをポタポタたらしてたら、お腹も空かないんですよね。
一度、20時くらいにその日の点滴がおわった日があって、その夜中にはお腹が空いてたまらなかったことはありますが (苦笑
翌日の看護師さんにそのことを伝えると、夜中まで点滴が続くよう調整してくれました (笑
8日目にしてようやく食事の許可が出る
入院してから8日目、主治医さんからようやくご飯を食べていいと言われます。
朝のうちに点滴が終わって、お昼から病院食を食べられることになりました。
こうして8日ぶりに食べ物を口にしました。
すると、なんだかこれまで感じたこともないような感覚に襲われたのです。
消化器官が動く、エネルギーを消費する
お昼ごはんを食べてすぐ、全身が熱くなって、汗までかいてきました。
そしてなんだか気だるかったことを覚えています。
しばしボーッとする感じ。
これ、1週間ぶりに消化器官を動かしたからなんでしょうね。
消化器官を動かすには、ものすごくエネルギーを使うのだと実感しました。
普段、消化器官が動くなんて当たり前すぎて、そんなことになってるなんて全然わかりませんでしたよ。
知識としては知ってても、いざ体感するとものすごいリアリティがあります。
食物からエネルギーを得るために、エネルギーを使う。
そんなことを体験しました。
3キロ痩せた
ちなみに、入院当初に比べて、退院時には3キロ痩せてました。
いうなれば絶食点滴ダイエット?
医師監修のもと、健康的に?痩せられます (笑
2日起きに血を抜かれたりしますが。
なお、退院時に消化に悪いものや刺激が強いものは控えるとか、お酒は控えるとか指示がでたので、できるだけ従ってます。
具体的には揚げ物やコーヒー、お酒などは避けています。
すると、さらに2キロくらい痩せちゃいました。
普段どんだけ飲み食いしてるんでしょうね? (苦笑
エネルギーが足りないのは、食べ過ぎだからかも
ここで思ったのは、活動するためのエネルギーが少ない人・・・
例えば、何をするにしても気だるいとか、やる気がおこらないとか、億劫になるとか、そういう症状の人は、単に食べ過ぎな人もいるのかもしれない、ということです。
消化器官にエネルギーを取られて、活動するためのエネルギーを消耗しているのかもしれません。
寝る前に何か食べちゃダメとか、食べ過ぎはよくないとか、消化にいいものを食べようとか、よく聞く話じゃないですか。
やりたいことを実現するための活動エネルギーを確保するには、食べ物や食べ方も意識する必要があるということですね。
おわりに
1週間も何も食べることなく過ごすなんて体験、なかなかしないですよね。
今回はとても貴重な体験をしました。
不健康になって改めて健康について考えるというのも、人は何度でもやり直しができるということなんでしょうね。