長野に自宅があって東京のクライアントさんの事務所に通っている私は、北陸新幹線 (長野新幹線)のヘビーユーザーです。
自宅からほぼ1ヶ月通ったこともあるくらい。
それだけ乗ってますが、大体普段乗るのは普通車自由席です。
一番安いですから。
グリーン車に乗ることはありません。
そんな中、今回は初めて北陸新幹線の新型車両「E7系」のグリーン車に乗ったので、お得な購入方法と合わせて紹介します。
新幹線は座席と季節によって値段が変わる
新幹線の値付けとして、基本的に 自由席 < 指定席 < グリーン車 < グランクラス という順番で値段が高くなります。
グランクラスは東海道新幹線にはないやつですね。とにかくすごいやつらしいです。未経験。
その値段は季節変動や手配の方法によって変わってきます。普通に購入するとこんな感じだと思ってください。
(東京〜長野)
- 自由席 7,680円
- 指定席 8,200円
- グリーン 10,770円
- グランクラス 15,910円
こうしてみると、いかにグリーン車やグランクラスというやつはお高いかわかります。
(グランクラスは自由席の2倍!?)
「北陸新幹線はもはや普段使い」な私は移動できればいいですから、最安値の自由席で基本的に問題なし。
そもそも佐久平〜東京で乗り降りしていれば、自由席で座れないという事態に遭遇したことがありません。
そんな事情もあって、普段は自由席で不都合を感じていることはほとんどありませんでした (たまに混みすぎて嫌になるくらい)。
ちなみに、北陸新幹線の新幹線定期券で乗車できるのは、自由席のみです。
「お先に得だ値」最大35%OFF
そんなわけで、だいたい自由席を使っているのですが、今回はグリーン車の方が安く乗れるので、そちらに乗ることにしました。
といっても、別に金券ショップとかを使ったのではありません。
普通にJR東日本のホームページ「えきねっと」から予約しました。
「えきねっと」から新幹線を予約すると、普通に購入するより安くなるんですね。
その中でも、10%か15%割引になる「得だ値」、30%か35%割引になる「お先に得だ値」が超お得!
お先に得だ値
「お先に得だ値」の適用条件は以下になります。
- えきねっとで購入する
- 対象列車がある
- 申込期間:乗車日の1ヶ月前(同日)の午前10時00分から13日前の午前1時40分まで
したがって、2週間前には旅程が決まっていれば、とても安く新幹線の予約ができます。
これを使わない手はないでしょう。
新幹線の予約は1ヶ月前から可能なので、早めに旅程を決めて、真っ先にチェックしましょう。
得だ値
「得だ値」の適用条件は以下になります。
- えきねっとで購入する
- 対象列車がある
- 申込期間:乗車日の1ヶ月前(同日)の午前10時00分から当日の午前1時40分まで
こちらは前日まで予約を受け付けているので、急な予定ができたらすぐ見てみましょう。
ただ、15%OFFくらいだったら、モバイルSuicaでモバイル特急券を購入した方がお得な可能性があります。
そちらも合わせてチェックしてみるといいでしょう。
それぞれの値段を比較したい場合は、えきねっとの乗換案内で確認できますよ。
35%OFFグリーン車の方が普通車指定席より安い!
なお、気になる価格は、「お先に得だ値」も「得だ値」も価格は季節変動するのですが、大体こんな感じです。
(東京〜長野 35%OFF)
- 指定席 5,190円
- グリーン車 6,850円
(東京〜長野 15%OFF)
- 指定席 6,790円
- グリーン車 8,960円
詳しくは「えきねっと」のホームページを確認してください。
こうしてみると、35%OFFのグリーン車の方が、普通に指定席を買う (8,200円)より安いですよね!
新幹線のチケットを予約する方法はたくさんありますが、ここまで安いグリーン車は見たことがありません。
35%、30%、15%割引の普通車指定席は発売開始 (1ヶ月前から予約解禁)早々に売り切れているので、だったら35%OFFのグリーン車に乗った方が安いというわけです。
私が見る限り、35%OFFのグリーン車は結構余ってます。
「グリーン車って高いんだよな」という認識でだいたいあってますが、そうじゃないときもあるんですね。
35%OFFのグリーン車しかないときは、迷わずグリーン車を予約してください!
北陸新幹線E7系 グリーン車の座席
さて、それでは最後に北陸新幹線の新型車両「E7系」グリーン車の車内の様子をご紹介します。
グリーン車は後ろから2両目の11号車です。
一番後ろの12号車はグランクラスになります。
新幹線が来ました!
車両にグリーン車マークついてますね。
なお、グリーン車やグランクラスは、それぞれのチケットを持っている人でなければ立ち入りできない、となっています。
(実際の運用はどうかわかりませんが)
車内に入りました。
普通車の座席とは全然違いますね〜。
普通車だと座席が横に5席あるのですが、グリーン車は4席です。
2席、通路、2席。
だから座席の幅は本当に広い。
肘掛けの下にリクライニングのボタンがあります。
普通車にはないレッグレストもありますね。
左上のボタンで読者灯を点灯することもできますよ。
ピカーン!
座席の頭のあたりにあるライトがつきました。
特に意味もなくつけてみました。
あったらつけてみたいじゃないですか。
すぐ消しましたけどね。
肘掛けの下には電源もあります。
先ほどのボタンがある肘掛けの逆の方には、ドリンクホルダーがありました。
こんな感じでセットできます。
机を出してみると、何か遠いなー、やりにくいなーと思いました。
座席の間が広いのはいいのですが、これはちょっとなー。
と思っていたら・・・
机を引っ張りだすことができました!
これで快適になりました。
肘掛けの幅が広いので、スマホを置いてみたりして。
ついでに隣の人がいなかったので、座席にカバンを置いてみました (笑
う〜〜ん、おとなになったきぶん、ですね ( ̄▽ ̄)
東海道新幹線N700系のグリーン車にも乗ったことありますが、それより新しく作られていることもあってますます快適でした。
そもそもN700よりE7の方が乗り心地はいいですね。
名古屋に行く際、佐久平~東京はE7、東京~名古屋はN700と乗り継いだことがあって、1日の間にどちらも乗ったことがありますが、E7の方がやっぱり快適です。
おわりに
初めて北陸新幹線の新型車両「E7系」のグリーン車に乗ったので、チケットをお安く手に入れる方法と合わせて紹介しました。
実のところ、新幹線のチケットを入手する方法はたくさんあるのですが、北陸新幹線に乗るのであれば、結局本元のJR東日本から購入するのが間違いない、という感じですね。
何も考えないでモバイルSuicaでモバイル特急券買ってた方が、下手なところで普通に買うより安くて便利ですからね。
年末にスマホを機種変してモバイルSuicaが使えるようになったので、早速使っています。
これは便利やわ〜と思います。
東海道新幹線のEX予約もいいですが、えきねっとの方がもっと使いやすい感じですね。
後発な分、丁寧にやっている感じがします。
東京から長野方面、北陸方面にお出かけする際は、ぜひJR東日本のホームページ「えきねっと」もチェックしてみてください。
「えきねっと」を使うにはユーザ登録する必要はありますが、その手間を乗り越えて得られるメリットは大きいですよ。