先日病院に行ったときのことです。
受付開始時刻すぐに入り、受付の人に
「はじめて来ました」
と言うと、そのまま中に通され、誰もいない診察室まで連れて行かれました。
診察室には看護師さんもいて、案内してきた受付の人も合わせて、「どうぞ」という雰囲気で。
しばらくみんな沈黙・・・
わけが分からず私もしばらく止まっていたのですが・・・
どうやら受付の人が、私がその日にくる医者だと勘違いしたようです!
医者に間違えられたのははじめてでちょっとおもしろかったです (笑
その後、普通に問診票を書いて診てもらいましたとさ。
なんというか、私にお医者さんのような雰囲気というかオーラというか、そういうものが出ていたのでしょうか。
この件についてFacebookに書いてみたところ、かつてないほどの反応があって、みなさん異口同音に
「わかるわー」
とのことでした (笑
うーーん、私にそんな雰囲気、あるんですかね?
人は「プレゼンス」で他人を判断する
さて、あなたは、「お医者さん」というとどんな印象、イメージを持っていますか?
おそらく「こんな感じ」というものを持っていると思うんですよね。
お医者さん以外にも、先生といえばこんな感じとか、できるビジネスマンならこう、うだつの上がらないサラリーマンならこう、という印象ってありますよね。
こういうのを作り出しているのが「プレゼンス」と言われるものです。
あなたも、知らず知らずのうちにこの「プレゼンス」を感じとって、他人のことを「こういう人だ」と判断しています。
同様に、他の人もあなたの「プレゼンス」を感じ取って、どういう人か判断しています。
イケてる人だと思われているかもしれないし、面倒な人だと思われているかもしれません。
私はコーチなので、コーチとしての「プレゼンス」を常に意識しています。
「プレゼンス」はどうやって作られる?
「プレゼンス」というのは、簡単にいうと、どんな風に見られたいと思っていて、そのために何をしているか、というので変わってきます。
異性にモテたいなら、モテたいなりに服装に気を使うとか、清潔感を気にするとか、そういうのあるじゃないですか。
それでだいぶ印象が変わりますよね。
そうやって、
「人がどういうふうに自分を見るか」
ということを意識して暮らしてみると、私たちの言動は随分変わってきます。
どう見られるかを意識するというより、どう見せるかを意識しましょう。
あなたは、何の専門家で、何をする人なのでしょうか。
そういう人は、どんな言動をしているでしょうか。どんな服装をしているでしょうか。
そういったことを意識して過ごしてみてください。
そうやっているうちに、にじみ出てくるのが「プレゼンス」です。
おわりに
まさか病院に行って、お医者さんと勘違いされることがあるとは考えたこともなかったです (笑
嫁さんが学校の先生なので、一緒にいて教員と間違えられたことはあるんですけどね。
割と白衣が似合いそうとか、そんなイメージを持たれているようです。
同じ白でも、上下白いスーツ着て小さな四角い眼鏡をかけるとボディガードっぽいとも言われましたが・・・
そんな風に、他人はあなたがどんな人かを「プレゼンス」で勝手に判断しています。
あなたはどんな風に見られたいですか?
そんなことも意識してみてください。
きっと背筋が伸びるような気分になると思いますよ。