真楽寺に初詣に行ってきました。
年末に引っ越してきたばかりなので、初詣はどこに行ったらいいか分からなかったのですが、Facebookでそのように呟いてみたところ、地元の方から教えていただきました。
御代田町といえば、真楽寺が有名だそうです。
「龍神まつり」の舞台、真楽寺
ここ御代田町の一大イベントに、「龍神まつり」というのがあるそうです。
夏にやるそうなのでまだ見た事無いですが、インターネットなどで調べてみると由緒あるお祭りのようです。
真楽寺は、その「龍神まつり」の舞台になるようです。
※ 2013/7/28 追記
「龍神まつり」にはじめて参加してきました!
龍神の言い伝え
駐車場に車を止め、「参道」という看板を頼りに歩いてみると、溜池のようなところにたどり着きました。
「大沼の池」というそうです。
沼なのか池なのか・・・(?_?;
池は透明度の高い水で満たされており、とても静かな場所。
今日はかなり寒かったですが、この池の周りは一段と冷えていた感じがしますね。
何となく神秘的なものを感じました。
パワースポットというやつでしょうか。
池の近くには石碑が立っており、「龍神まつり」の由来になる「甲賀三郎伝説」のことが語られていました。
その伝説の中に、この池が出てくるんですね。
甲賀三郎伝説
「甲賀三郎伝説」については、インターネットで調べると諸説あるようです。
こちらにあった石碑を読んでみた限りでは、いわゆる後継者問題があったようです。
甲賀3兄弟のうち、最も優秀な末弟に家督を継ぐと父親が言ったのを発端に、兄たち (一郎、次郎)が末弟 (三郎)の抹殺を企てます。
兄たちに騙されて殺されそうになった三郎は、なんとか逃げ延び、こちらの池に出てきたのですが・・・
出てきた時には蛇体になっていたそうです。
それを祀っているようですね。
池の中には、こんなオブジェが。龍ですよね?
ここから出てきたのでしょうか?
蛇?龍?おいしい2役?
龍神ということなので、
「辰年にお参りに来たらご利益あるのかな〜?」
と思っていましたが、石碑によると蛇のようなので、蛇年にもご利益がありそうです。
2年連続で主役になれそうな、おいしい役柄ですね (笑
2年参りすればよかったかな。
夫婦それぞれ縁がある?
先の甲賀三郎伝説ですが、伊吹山に関係があるようです。
伊吹山といえば、滋賀県と岐阜県にまたがる山。
3年前に兵庫県に住んでいた頃、嫁さんと一緒に何度かスキーに行きました (奥伊吹スキー場)
あんなところから、こんなところまで、よく甲賀三郎はやってきたものです。
そして、真楽寺の境内に上がると、「頼朝公の逆さ梅」というのがありました。
伝承によると、源頼朝はここで厄除け祈願をしていったようです。
ちなみに、私の故郷には、源頼朝がそこの神社 (大山祇神社)に奉納した鎧 (国宝 紫綾威鎧大袖付)があります。
なんともまあ、こんなところでもご縁があるようです。
おみくじは、今の自分達にピッタリな内容
嫁さんにせがまれて、一緒におみくじを引きましたが・・・お互いに今の自分にピッタリな内容のものを引くものです。
去年引いた時も、去年の自分にピッタリな内容だったのを覚えています。
面白いものですね〜。
こういうのも引き合わせるのでしょうか。
自分の現状に当てはめて解釈するから当たるように見えて当然、といったロマンのない話はやめましょう。
現状に対する新しい視点が得られることがいいのだと思います。
大切なのは、そのことをどう受け止めて、これからどうしていくか、ですからね。
境内の木におみくじを結んで、境内を降りました。
境内を降りてきたところにも、溜池のようなものがありました。
本当に水が豊かなところなんですね。
オススメされるまま、来てみてよかったです。
何となく縁があるのが面白いですね。
私のパワースポットになりそうです。
初詣とは関係なく、また来ることにします。