先日、はじめてのオンライン講座を開催しました!
『コーチングの基礎中の基礎スキルである「GROWモデル」を実践的に学ぶオンライン講座』ということで、コーチングの基礎スキルを体験的に学ぶ講座でした。
なんと最終的には総勢15名の方が参加する講座になり、これまで私が開催した講座の中でも最大人数になりました。
オンライン講座ならではのよさもあれば、やりづらさもありましたが、開催者としてはだいたい思ったとおりのものになってよかったです。
オンライン講座はちょっと忙しない
オンライン講座で何が難しいかというと、
- 講座の進行
- レクチャー
- 講座資料の投影、操作
- オンライン会議システム (今回だとZoom)の操作
といったことを全部自分でリアルタイムにやらなければならないことです。
私がパソコンの操作に慣れてなかったら、もっとグダグダになっていたかもしれません。
できるだけ参加者の方にストレスがないよう配慮したつもりですが、、、
正直、相手の画面に何が投影されているかわからないし、どこを見ているかもわからないし、そもそも私の声がクリアに聞こえているかもわからないなどなど、オフラインの講座ならサラッとやれていることがやれない (やれているかの確認ができない)という難しさがありました。
ただ、そういう点を配慮した上でも、オンライン講座ならではのよさがあることも感じました。
「自宅から参加できる」のもオンライン講座ならでは
例えば、自宅で参加できるから参加した、という人もいたと思います。
どうしても家族がいるから、なかなか出かけることができない、という人にもオンラインであればお届けできるんですよね。
もちろん、これは良し悪しあり、「自分ひとりで集中できる環境」が自宅で準備できるかは、それぞれのご家庭の状況によります。
むしろ、物理的に自分ひとりになれる部屋がある、という人の方が少ないのではないでしょうか。
そんなこともあって、今回は子連れでも参加できるよう配慮して講座を設計しました。
オンライン講座を作る際は、参加者に対してそういう配慮があってもいいんだろうな、というのを今回やってみて思いました。
オンラインでもグループディスカッションはみっちりできる
また、オンラインでもしっかりグループディスカッションはみっちりできる、ということが実践できたのもよかったです。
Zoomにはブレイクアウトルームという機能があって、参加者を好きなようにグループに割り振って、そのグループだけで会話できるようにすることができます。
この機能をしっかり講座に取り入れることで、たくさんのグループディスカッションを促しました。
講座の半分くらいはグループごとにディスカッションする時間にあてていて、みなさんの間でたくさん意見交換ができたようです。
講師がひたすらしゃべるより実践してもらった方が身につくから、こっちの方が私は好きなんですよね。
参加者と深く関われないのが惜しい
惜しい点としては、参加者の方とあまり絡めなかったこと、ですかね。
参加者同士での関わりも、グループ外では全くできないです。
先に説明したブレイクアウトルームを使うと、グループ専用の部屋に移されます。つまり、他のグループに割り振られた人とはバッサリ切り離されてしまいます。
本気で、全く関われないんですよ。こうなると。
オフラインなら、隣のグループの会話を小耳に挟むようなこともありますが、そういうのが一切ありません。
そして、オフラインの講座ならよくある、「Facebookで友達申請してもいいですか?」とか「食事でもどうですか?」みたいな関わりがまるでできないんですよね・・・
この点に関しては、どうするのがよさそうか模索中です。
おわりに
今回の講座は、主催としてもやってみてすごく楽しかったし、参加者の方からも「他にこういうのをやってほしい!」という要望もあったので、また新しい講座を開催したいと思います。
今回の講座も、参加者が変わると違うものになりますし、同じ参加者でも2回目、3回目となるとこれまた違うものになるので、同じ内容でも何回か開催すると面白いですね。
全体的には、講座の感想を見ていると、満足度の高いものになっていたようです。
オンライン講座ならではのよさもあるので、色々工夫して行きたいです。