一方的にしゃべっていませんか?

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本日で今回の研修が終了しました。

2泊3日、神戸の研修施設に缶詰で、
全く神戸らしいことはないです。

別にあの施設が熱海でも名古屋でも
福岡でもたぶん分かんないです。

たまたま神戸だったんだな、
というくらい。
ちょっとつまらなかったですね。
関西の友人と会えるわけでもないし。

なんとか駅弁だけ確保して、
新幹線に飛び乗ったところです。

さて、今回の研修では、受講者に最後に
研修内容の発表をしていただきました。

仮想コンサルとして、こちらの事業で
困っているところを分析して、
どういう風に戦略立てて実行していけば
いいかを提案していただく、
という内容なのですが・・・

正直、闘っている気持ちでした。

自分たちの意見を主張して、これがいいんだ、
と言われるばかり。

質問しても叩き返されるというか、煙にまかれ、
検討していないところをつつかれると、
それは後日一緒に検討しましょうとかいうお返事。

すごく一方通行な感じがしました。

内容が詰め切れていないのは仕方がないです。
限られた時間と限られた情報の中で理論を
組み立てるのですから。

気になったのは、強行に主張を押し付けられた、
という印象が残っていること。

プレゼンは、自分の主張をすること、
ヒアリングは、相手の情報を聞き出すこと。

どうしてもこうなりがちです。

ただ、必ずしもこうではありません。

プレゼンは、自分の意見を主張します。
そして、相手の情報も引き出します。
質問があれば、その場で一緒に考えて
もっといい案を出して行くことだってできます。
そうすることで、その場で合意形成していきます。

ヒアリングも、相手の情報を聞き出しながら、
こうしようとしているという仮説を伝える。
そういうことならこんなのはどうだ?という
意見をもらう。ああ、なるほど、と。
こうして、その場で合意形成していきます。

そう、プレゼンにしろヒアリングにしろ、
お互いの意見や情報を出し合い、
合意形成していくプロセスなのです。

言うところから始めるか、
聞くところから始めるか、
の違いはありますが、
結局は、お互いの意見を交換して、
合意形成をしていくのです。

私はそれぞれの細かい内容は分からないので、
そういった交渉の技術について見ていたのですが、
こういうのは実践してないと分からないですよね。

あれだと、その場は終わって、後で裏で
あの案件はやめておこう、と言われかねない。

事務局として、客観的に見ていたからこそ、
よく分かりました。

研修は、その場にいるだけでも、
たくさん拾うことがあります。

受講生は受講生なりに、
講師は講師なりに学びます。

個人的には教える方が勉強になると
思っています。

いい時間を過ごせました。

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