プリンタ本体はかなり安くなりましたが、インクが高いんですよね。
メーカがそういう商売をしているから仕方がないのですが・・・
(プリンタメーカはプリンタ本体ではなく、インクや用紙などのサプライ用品で収益を得るというビジネスモデルを多く採用している)
インクが高いとランニングコストがかさむので、インク代を減らすため、お高いメーカ純正品から互換性インクを使うようになりました。
我が家のプリンタは「HP Photosmart Plus 210a」
ちなみに、我が家のプリンタはHPのオールインワンプリンター
「HP Photosmart Plus 210a」
という機種です。
使えるインクは「HP178」というシリーズになります。
純正品の4色パックだと3,000〜4,000円くらいですね。
互換性インク使用時の悩み
「HPプリンタのインクを互換インクにしてみた」ときから、カートリッジにインクを注入するタイプの互換性インクを使っています。
これなら1,000〜1,200円くらいで購入でき、しかも3回分くらいのインクが入っています。
ランニングコストとしてはメチャ安になります。
とはいえ、この手のインク注入タイプの互換性インクだと、
- インク注入時に手が汚れる
- インクの残量がわからない (どれだけインクを入れればいいかわからない)ので、漏らして汚れる
- カートリッジの耐久性の問題で2〜3回の注入が限度
といった悩みがありました。
要は、結構、手が汚れちゃうんですよね (^^;
インクを注入していると中身が溢れてきたりすることもあるので、いらないチラシを下に敷いたりして・・・
何かと作業が面倒でした。
また、カートリッジはそもそも1回使いきりのもの。
おそらく耐久性もそれに合わせて設計されています。
だから、何回もインクを入れなおすと、どんどん印刷はできなくなります。
かすれたり、全く印字されなくなったりします。
インク注入して使えるのは、大体2〜3回が限度でしたね。
そうなったらまた純正インクを買って、インクを注入して、・・・というサイクルで使っていました。
今回試した互換性インク
ちょうど印刷がかすれてきて、カートリッジが限界ぽかったので、新しくインクを買おうと思って探していたところ・・・
こんなのを見つけました。
どうやらカートリッジごと付け替えできるタイプの互換性インクです。
このタイプは前からありましたが、ICチップの付け替え作業とか面倒そうで避けていたんですよね。
今回見つけたこちらのインクは、ICチップも付いているし、付替えするだけでOKとのこと。
つまり、純正インクを使うのと同じような感じでできるということですね。
これなら試してみようという気になりました。
お値段も1,180円と、手頃です。
純正の1/3といったところでしょうか。
これがカートリッジ式互換性インクだ!
注文して2日ほど・・・メール便で届きました。
今回試してみた互換インクはこんな感じ。
1年保証がついています (何を保証してくれるのかな??? ←おい)
このカートリッジは、スケルトンなんですね。
中身が見えるので、残量が目視確認できそうです!
これは何気によくないですか?
どうしてインクのパッケージって、中身を見えないようにしているのでしょうね???
個人的には、こんな風にスケルトンにしてくれていれば、
- インク残量が目視でわかる
- インク注入タイプと併用したとして、注入中にどのくらい入ったかわかる
ということがあり、何かと便利な気がします。
付け替え作業をしてみる
では、早速付け替え作業をしてみます。
この純正インクを取り外して・・・
互換性インクに付け替え。
付け替え作業自体は普通。
純正インクの交換方法となんら変わりなし。
蓋を閉めると、インクのスキャン?が行われて、「純正カートリッジじゃないよー」と言われますが・・・
残量はちゃんと表示されますね。
インク注入タイプだとここが表示されませんでした。
残量値がどれだけ正確かはわかりませんが、参考になりそうです。
怪しい時はカートリッジを目視確認すればいいし、精度は低くても大丈夫そう。
ということで、普通に普通に使えそうです!!
意外!インク交換中に汚れた・・・
とまあ、交換は普通にできたのですが・・・
意外だったのは、交換中に汚れたちゃったことです。
インクの栓を外すと・・・
ボタボタボターッ!とインクが漏れました (=”=;
これはひどい。
椅子の下に敷いているシートの上でこぼれたからカンタンに拭き取れましたが、絨毯にこぼれてたら悲惨でしたね。
それからは慎重に作業したのですが・・・
結局、手は汚れちゃいました・・・
最近のインクは顔料系インクなので、石鹸で洗っても取れないんですよねぇ・・・
化粧落としとかを使えば落ちるのかしら???
互換性インクの品質の程は?
交換したら、早速印刷してみましょう。
まずはモノクロを最高速モードで印刷してみました。
こうしてみると、ところどころかすれています。
ちょっとかすれすぎな感じがするので、インクのクリーニングをかけてみました。
クリーニングをしないよりは、マシですね。
さらにクリーニングをかけてみると・・・
ほぼかすれ無しになりました。
しばらく使ってみないことにはわかりませんが、この感じなら問題ないでしょう。
なお、普通速モードで印刷したらかすれは全くなかったです。
フルカラー原稿を印刷してもきれいなものでした。
品質的には、実用上問題なしと言えるでしょう。
おわりに
汚れないことを期待してたのに汚れちゃったので、ちょっとガッカリです (-“-;
とはいえ、純正インクと使い勝手はほぼ変わりなし。
品質的にも、私の目には純正品との違いが分かりません。
コストも純正品の1/3となればまあいいでしょう。
インク注入タイプは同じくらいの値段で3倍量入ってますので、コストパフォーマンスとしてはインク注入タイプの方が上ですが、使い勝手の面ではカートリッジ式の互換性インクの方に軍配が上がります。
と考えていくと、今回試したカートリッジ式のものと、インク注入タイプのもの、2つを併用するのがいいかもしれませんね。
このカートリッジはスケルトンなので、注入時にどれだけ入ったかわかるし、作業しやすくなりそう。
しばらく、この形で運用してみますかね。