昨日、今日と、都内の特別支援クラスの子どもたちのスキーレッスンを
受け持ちました。
みんな素直
最初は「どんな子がくるんだろう?」とドキドキしていましたが、
実際に受け持った子はそこまで大変ではなかった・・・かな?
みんな素直でいい子でした。
むしろ、裏がない分、付き合いやすいくらいです。
怖かったら「行きたくない」とハッキリ言ってついてこないし。
それはそれで大変ですが・・・ (^_^;
カウンセラーとしての技能を総動員
これまでに身につけたカウンセラーとしての技能 (NLPや交流分析などで
学んだこと)を総動員しました。
カウンセラーとしての技能を、スキーという場で実践している感じです。
すごく怖がりな子は、ずっと意識が内側にあるようなので、どうにか
外に意識を向けるように試みました。
名前を呼んで、声を出して、手を叩いて、といった風に。
愛情不足というかなんというか。
何をやっても怒られがちな子は、むしろ積極的に褒めて上げました。
上手だな、とか、できてるよ、とか、えらいな、とか。
吃音症なのか、うまく喋れない子の話は、普通の子と同じように、
よく話を聞いて、話しかけてあげて。
色々おしゃべりな子は、まずはオウム返しの様に言葉を返してあげます。
そして、話にとにかく耳を傾けて。
などなど。
こうしたらいいのでは、と思ったことをどんどんやってみました。
心がつながった・・・?
初日の午後ぐらいから、だったでしょうか。
それまでほとんどコミュニケーションが取れなかった子が、急に話しかけて
くるようになりました!
しかもお菓子までくれちゃった。
それ以降、何かと私の方に近づいてくるようになりました。
なんか、嬉しいですね (* ̄▽ ̄*)
何か喋ろうとして躊躇している子には「どうした?」と声をかけたら、
「一緒にリフトに乗りたい」と言ってくるし。
「ちょいオレもう無理です。勘弁して下さい」とか言って音を上げて
きた子も、最後は「こんなとこ屁の河童です!」とか言ってくるし。
みんな、可愛いもんです (^_^)
成果は成果。いつもと同じように作り出せた
こんな状況でも、初めてスキー板を履いた子たちが、ちゃんとリフトに
乗って上から下まで滑ってくる、という成果を作り出せました。
これは、スキーの技能としては、普段扱っている小学生、中学生の
レッスンで作り出しているのと同じ成果です。
特別支援クラスということで、いつもとはまた違った感じでしたが、
同じような成果が作り出せたことは嬉しかったです。
最後に「みんな楽しいかー?」と聞いたら、歓声が上がりました。
一緒に楽しくスキーをすること。ただ、それだけなんですね。
私も楽しかったです (^o^)