ブログの記事を1本書くときに、どのくらいの時間をかけていますか?
30分?45分?1時間?
私は早くて20分くらい、長いと1時間以上かかります。
大体90分で2本書くので、1本あたり平均して45〜50分といったところでしょうか。
どういうときに時間がかかるか
早く書ける記事は、書きたくて書きたくて、気持ちが溢れているようなときが多いですね。
逆に時間がかかる記事は、何を書こうとしているのかもよくわかってないし、書いているうちにグルグルしちゃうときが多いです。
あと、書くことはだいたい決まっているのだけれど、本文を書きながら、体裁を整えたり、写真を貼り付けたり、リンクを貼り付けたりといった作業まで一緒にやっちゃったときは時間がかかります。
書いては戻って文章を確認し、書き直し。
また書いては戻って前後の文章を確認し、書き直し。
この文章は先に書いた方がいいかとか、タイトル見出しをつけようとか、これとこれは話がつながらないとか。
これを書くなら、このリンクを貼った方がいいとか、この状況に合わせた写真を探そうとか。
写真をインターネットで探しだしたら、あっという間に時間が過ぎ去ってしまいます (^^;
こうして記事を書いていると、書き上げるまでにものすごく時間がかかってしまいます。
場合によっては、最初はこんな風に書こうと思っていたのに、全然そんな風にはならず、どこかに行っちゃったりすることまで。
早く記事を書き上げたいなら、文章を書くことと、構成を考えることは別々にした方がよいですね。
日本語の文章をパソコンで打つこと自体が意外と頭を使う
文章を書くときは、一定のリズムで書き綴ること。
これが一番、頭の中で考えていることを、そのまますんなり引き出せる方法です。
ところが、パソコンで日本語の文章を打っているときは、そうは行かない。
日本語の文章をパソコンで書くという作業は、意外と煩雑で頭を使っています。
日本語をローマ字入力をしていると、例えば「今日のテーマ」と打つために「kyounote-ma」とかキーボードを打つ必要があるわけです。
しかも、漢字変換がついてくる。
「今日のテーマ」くらいなら1発変換してくれるのでいいですが、ちょっとした文章になると、文章を打ったら、適切に漢字変換されるように分節を選び、漢字変換し、適切な漢字を選んであげる必要があります。
文章を書く、という作業をやっているだけで、少なくとも頭の中は文章を書く回路と漢字変換する回路が切り替わっているわけです。
さらに、ここで違う漢字を選んでしまって、直そうとして「delete」キーを押すつもりが「改行」キーを連打してしまい、どんどん改行が入っちゃって、「あー!」とか思いながら改めてキーボードを見て「delete」キーを確認して、「delete」キーを連打して、打ち間違えたのを全部消して、また入力しなおして・・・
というふうに、キー入力をするという回路も総動員して文章を書いています。
ただ文章を書くだけなのに、頭の中は、文章を書く回路と、キー入力する回路と、漢字変換する回路が次々と切り替わっているわけです。
これは、手書きで文章を書いている時には無いストレスです。
パソコンにおける日本語入力は、こんな環境なので、一定のリズムで文章を書き綴るだけでかなり難しいわけです。
文章を書きながら構成まで考えると、頭がパンクする?
パソコンで文章を打ったら、それだけでリズムが崩れてしまうから思ったように書けないのに・・・
その上で、文章の構成とか装飾とか考えたら・・・そりゃ、パンクしますよ (^^;
なまじ、パソコンで打っていれば、書いたり消したり移動したりが簡単にできちゃうので、ついついやってしまいがち。
パソコンで文章を打つことはメリットもたくさんありますが、日本語の文章を打つにあたっては、それだけでも余計なことに頭を使っていることも認識しておきましょう。
まずは、文章を書き上げること
そんな日本語入力特有の環境のこともありますので、まずは、文章を書き上げることに集中してください。
多少文面がおかしかったり、つながりがない感じがしても構いません。
とにかく、書き上げちゃいましょう。
文章の構成を整えたり、装飾したり、推敲するのは、その後でいくらでもできます。
これがパソコンのいいところなので、最大限に活用にしましょう。
この手順を守るだけで文章を書き上げるスピードが上がります。
ちなみに、この文章は、ほとんど編集なしで初稿を書き上げるのに25分かかりました。
それからブログらしい体裁を整えるのに15分ほど。
最終チェックに10分くらい。
合計50分で書いたことになります。
平均的なペース (45〜50分)で書けていますね。
昔は60〜90分くらいかけて記事を書くのがザラだったことを考えると、平均して60分以下で1本書けるようになったことは大きいです。
文章と構成を分けて書くというのは、最初はちょっと気持ち悪いかもしれませんが、効果はありますので是非試してみてください。