本当の感情を覆い隠してしまうラケット感情とは

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こころの動きは自分でも気づきにくいですよね。

特に、本当の感情を、別の感情で隠すようなこころの動きは、自動的に、とても素早く行われるため、本当の気持ちがなんなのか、分からないこともあります。

本当は寂しいのに、怒ってしまったり。

本当は腹が立っているのに、悲しくなっちゃったり。

本当は楽しいのに、何だか居心地が悪くなっちゃったり。

そんな感じで、本当は◯◯を感じているんだけど、その◯◯を感じないですむように、別の感情に自動的にすり替えることがあります。
交流分析という心理学の中では、こういうのをラケット感情といいます。

私の自覚症状があるものは、不安を感じそうになると、怒りに転化するパターンです。

このことには、以前から気づいてはいたのですが、なかなか自分でも分かりづらいです。

特に、私のこのパターンでは、たいていは誰か人のせいにして、人を攻めるような怒り方です。

「お前が悪い」、「お前のせいだ」、「お前がちゃんとやらないからだ」、「私は悪くない」とか、そんな感じです。

人のせいにしている感情なので、自分ではなかなか手におえません。

こういうパターンにはなかなか気づきにくく、「こういうときには、いつも悲しくなっちゃうんだよね」というように、本当の感情がなんなのか分からず、対処が難しいものです。

なぜなら、「不安」が「怒り」に変わっているなら、「怒り」を癒しても表面的な対処であるため効果は薄いからです。
根本的な「不安」を癒してあげないことには、解決にはならないのです。

ちなみに、私は、しばらく「不安」をよく感じるようにすることにしました。
これまで「不安」は自動的に「怒り」に転化されていたので、あんまり耐性がないのですよね (^-^;
もっと「不安」に耐えられる様になった方が、自分の幅が広がりそうなので、繊細に感じることにします。
あまりいい感じはしませんが・・・ (^-^;

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