行動は感情で決まる。

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あなたは、感情のままに生きていますか?

感情を出してはいけないとか、
感情を出すのは恥ずかしいと言って、
隠したり、ごまかしたりしていませんか?

腹が立ったら怒り、
嫌なときは嫌と言い、
嬉しいときは喜び、
悲しいときは泣き・・・

実は、こういったことだけが
感情を出す、ということではありません。

あなたの普段の行動は、
感情によって引き起こされている

といったつもりで、自分の振る舞いに
ついて振り返ってみましょう。

決して、人間は、理屈だけでは動きません。

たとえば、世の中にはたばこ
というものがあります。
喫煙者の方も、禁煙者の方も、
その毒性はご存知でしょう。

それでも、喫煙者の方は吸っています。

理屈で考えてみてください。

A.
『早く病気になって死にたい → たばこを大量に吸う』
『健康的に生きていきたい → たばこを吸わない』

B.
『早く病気になって死にたい → たばこを吸わない』
『健康的に生きていきたい → たばこを大量に吸う』

A. と B. は、どちらが理屈の上では
正しいですか?
多くの人は、A.の方が理屈の上では
正しいことを知っています。

したがって、喫煙者の方は、ほとんどの人が、
早く病気になって死にたいから日常的にたばこを
吸っているのです

・・・いやいやいや、待ってください。

本当にそうでしょうか?

喫煙者の方でも、健康的な生活を
送りたいのではないでしょうか?

本当にそう望んでいるのなら、
さっさと禁煙しています。

なぜなら、健康的に生きていきたいのであれば、
たばこを吸わない方がよい
のですから。

それらが分かった上で、
それでも、喫煙者の方は、
喫煙しているのです。

このように、理屈ではその行動を
説明できません。

その根幹にあるのが、
感情なのです。

「吸ってないとやってらんねー」

とかいうのが、まさに感情ですね。

その感情が、たばこを吸う
行為に結び付くのです。

今回はたばこを例にしましたが、
この他にも理屈では説明できない行動が
たくさんあります。

たとえば、すぐに株を売った方がいいことは
分かっていながら、損するのが嫌だから
株を売れない
とか (大抵の場合、結局、損します!)。

その服を買ったら、今月はやばい
ということが分かっていながら、
買ってしまうとか (月末は家で自炊しよう!)。

ダイエット中なのに、
今日は疲れたからご褒美に、
とか言って甘いものを食べてしまうとか (これが危ない!)。

今日は寝ないと明日に差し支えが出るなと
思っていながら、ついついワールドカップが楽しくて
TVを夜中に観てしまうとか (明日はあくびが止まらない!)。

いくらでもそういうことは
あることでしょう。

このように、あなたの行動の根底は、
感情が決めている
ということを
念頭において生活してみてください。

また、あなたの周りの人の行動も、
その人の感情が決めている
と思いながら、
行動を観察してみてください。

きっと、色々なことに気づくことでしょう。

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