現代人に不足しがちな、感じる時間を取っていますか?

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このところ感じる時間を取ってないような気がしています。
感じる時間を取っていないというか、優先順位が下がっている感じですね。

人が何かを「感じる」ために必要な時間は、何かを「考える」時間より遥かに長くかかります。

そのせいか、どうも「感じる」前に「考えて」処理してしまっちゃうんですよね。

そもそも、何かを考えているときは、何も感じません。
頭の中に意識があると、見えてみるのに見えていない、聞こえているのに聞こえていない、触れているのに感じない、といったことが起こります。

試しに、今着ている服のことを意識してみてください。

ほら、意識してみると、肌に触れる感覚があるじゃないですか。

そういうのを意識の外に追いやって生活しているんですよね。

もちろん、四六時中そんなことを感じていたらたまったものじゃないですし、むしろそういう人は病気です。

あとは、心で「感じる」時間も大切です。
自分がどういう感情を感じているか。
楽しいのか、怒っているのか、悲しいのか、寂しいのか。
辛い時もあれば、嬉しくて仕方がないときだってあるものです。

そういう感情を感じる時間を取っているか

大切なのはバランス。

考えている時間、身体で感じている時間、心で感じている時間。

瞬間、瞬間でこの3つがパチパチと自然に切り替わっているのが健全な状態です。

現代人は、放っておくと考えている時間が増えていきます。
そうすることが大事だと、価値があると、教わってきているから。
次々と何かをやり続けなくてはならないと思っているから。
ずっと頭の中で考えて考えて、ぐるぐるしがち。

こういう状態は、だいたい空回りして、何かやった気になって1日が終わっていきます。
客観的に見ると、何も進んでなかったりします。
あとで振り返っても、その日のことは思い出せない。
「あっという間に1週間経っちゃった」という印象で終わる週は、感じている時間が短いと思っていいでしょう。

感じる時間を増やす方法は簡単です。
いつもより、ほんの気持ちだけでいいので、ゆっくりしてみましょう。
余裕を持ってみましょう。
じわじわ、じわじわと、感じてくるものがあるはずです。

私は長野に移住してスローライフをはじめ、考える時間が減ってきていたはずなのですが・・・最近また増えてきている感じがします。

もっと感じる時間の優先度を上げていきます。

たぶん、今の私に必要なのは、そちらの時間だから。

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