「悩んで迷って行動を起こせないでいる時間を、今年は180時間も計画しているんですね?」
こう言われるとどうでしょうか?
そんなこと考えてないし、迷ったりする計画を立てるなんてそもそも馬鹿馬鹿しい、などと思うでしょうか。
まあ、そうですよね。
私もそう思います。
わざわざそんな計画たてませんよね。
でも、これって実のところ多くの人に当てはまると思うのです。
1日30分は迷う?
ちょっと1日を振り返ってみて欲しいのですが、何かやろうとして、迷って、なかなかやれないことってありませんか?
それは会社を辞めようと思っているとか、田舎に移住しようかとか、両親の介護をどうしようとか、そういう粒の大きなものから・・・
出来上がった書類を上司に提出しようとして、なんか言われたらどうしようとか思ってまた書類を見返したり・・・
気に入らない人がいて、その人のことを、このやろうあのやろうと思い悩んだり・・・
お昼ごはんは何にしよう。
あれが欲しいんだけどお金がないから・・・
どれを買ったらいいのかな。
これよさそうなんだけど・・・
などなど。
そういった、行動に起こせず悩んでいる時間がどのくらいあるか、思い返してみてください。
大抵は無意識にやっていて、どのくらい時間をかけているかわからないくらいだと思います。
でも、ざっくり考えても、1日軽く30分くらいはあるのではないでしょうか?
1日30分なら、
1週間で3.5時間・・・
1ヶ月で15時間・・・
1年で182.5時間・・・
10年で1825時間!!??
もし、そうやって悩んでいる時間があるのだとしたら、これから先の1年間に渡って、「180時間は行動しないという計画」を立てているということになります。
180時間といえば、1日6時間寝ているとして、11日分くらい。
何か行動すれば、案外色々なことができる時間ではないでしょうか。
こうして考えると、悩んだり迷ったりしている暇があったら、もっと役に立つことに時間を使う計画をした方がいい感じがしてきませんか?
自分のルールを決める「悩んだらやる!」
悩んでいる時間をもっと役に立つことに使いたいなら、自分の中でルールを決めちゃいましょう。
それは、
「悩んだらやる」
です。
「悩んだらやる」と決めてしまいましょう。
人間というのは面白いものです。
「やる」か「やらない」を決めた瞬間に、次に進みます。
「やる」と決めたからにはやるのがもちろんいいのですが、「やる」と決めた瞬間に「やらない方がいい」ことに気づくこともあります。
やり始めてからそう気づくこともあります。
逆もまたしかり。
「やらない」と決めた瞬間に「やっぱりやった方がいい」と気づいたりするものです。
いずれにせよ、一歩進むのです。
やろうかどうしようかと悩んでいる時間が、あまり役に立たないのです。
そういう時間がなくなり、役に立つことに時間を使えるようになります。
だから、自分のルールを決めちゃいましょう。
「悩んだらやる」
シンプルですよね。
こうしているうちに、悩んでいる時間が、少しずつ行動する時間に変わっていきます。
あとは実践あるのみ。
とにかく、やってみましょう (^_^)ノ