Nexus7で「ファイナルファンタジー V」をプレイしています。
参考:
ギルガメッシュ最高です!!
時間を操る魔法「スロウ」「ヘイスト」
ファイナルファンタジーシリーズには、時間を操る魔法がいくつかあります。
- 「スロウ」・・・ 敵の時間を遅くする
- 「ヘイスト」・・・自分の時間を早くする
これら魔法を使うことで、戦闘をより有利にすることができます。
敵より早く動けるようになるので、攻撃回数を増やすことができるところがミソです。
敵を遅くするか、自分を早くするかなので、効果としてはソックリ。
ただ、この2つの魔法には決定的な違いがあります。
「スロウ」は100%確実ではない
「スロウ」は、敵の時間を遅くします。
ただ、敵に魔法をかけて、その魔法を成功させる必要があるので、100%確実に効果が出せるとは限りません。
自分の力量と、相手の力量、運などが関係してきます。
「ヘイスト」は100%効果を発揮する
これに対し、「ヘイスト」は100%効果を発揮します。
確実に自分の時間を早くすることができます。
まあ、自分の意志で魔法を使ってるのだから、そりゃそうですよね。
自分に「ヘイスト」をかければ、必ず早く行動できるようになります。
相手をコントロールすることはできない
いずれも効果としてはソックリなのですが、この違いは決定的です。
ここで学べることは「相手をどうにかしてやろうとしてもうまくいくとは限らない」ということです。
「スロウ」は失敗することがよくありますからね。
相手がいることですから、うまくいくかは、相手次第になります。
「馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない」
という言葉もあるくらいです。
対して、「自分のことなら、自分が決められる」ということも学べます。
「ヘイスト」が必ず成功するように。
人のことをどうにかしてやろうとしてないか
それでも私たちは自分自身を変えることより、人のことを変えてやろうとすることが多いものです。
- 彼の言ってることが気に入らない
- あの人は常識を知らない
- どうして○○してくれないのか
なんてよく考えますよね。
こういった思考は、相手をコントロールしようとしています。
相手が、自分の思うように考えて、行動することを無意識に期待しています。
そうなるようにエネルギーを使っています。
「あなたが私を愛してくれたら、私も愛してあげる」
なんてのは最たるものですね。
相手に自分を愛させるより、自分が相手を愛する事の方がはるかに簡単です。
自分の意思だけで実現できますからね。
おわりに
ファイナルファンタジーVをプレイしているとき、私はまず「スロウ」は使いません。
「ヘイスト」を使います。
理由はここまでに述べたとおり、必ず成功するからです。
相手をどうにかしようとすることにエネルギーを使うことはやめて、自分だけで実現できることに対してエネルギーを使うようにしましょう。
その方が余分なエネルギーを使うことなく、必要なことに集中できます。
つまり、本当に大切なことが実現しやすくなります。
人のことは置いておいて、自分のことに集中しましょう。