「7つの習慣に学ぶ手帳術」を読みました。
私は数年前に「7つの習慣」を読み、ここ2年はその「7つの習慣」に基づいて作られた手帳「フランクリン・プランナー」を愛用しています。
それ以前からもほぼ日手帳など色々な手帳を使って、色々やってみていたのですが、結局「7つの習慣」の体系がしっくりきたので、フランクリン・プランナーにたどり着いた感じですね。
本書は、その「7つの習慣」を日々実践するために、手帳を活用するエッセンスが書かれています。
この内容をやってみれば、どんな手帳でも同じように「7つの習慣」を実践できそうです。
6ステップで7つの習慣による手帳術を確立
本書は、6つのステップで手帳術を見直し、「7つの習慣」に基づいたライフスタイルを確立する方法を解説しています。
私は「7つの習慣」は数年前に読んでからことあるごとに読み返しており、7つの習慣に基づいた手帳術を数年続けているためか、本書の内容はスッと理解できました。
「7つの習慣」自体はもっと膨大で、体型だった考え方です。
本書で扱っているのはその考え方を手帳術にあてはめ、日常で使える形にしたらどうなるか、といった観点で書き下されている感じですね。
「7つの習慣」の入門書に
「7つの習慣」はページ数が多いため、なかなか読むにも骨が折れます (^_^;
本書を読むと、そのエッセンスを学ぶことができるので、「7つの習慣」の入門書としてもいいかもしれません。
本書に書かれている手帳術を実践しながら、「7つの習慣」を読み込んでいくと更に理解が深まりそうです。
というか、本を読んで満足しているより、実践した方が遥かに身につくに決まっています。
「7つの習慣」を読んでいい話だと思ったなら、その考え方に基づいたライフスタイルを確立するよう、本書の手帳術を実践してみてはいかがでしょうか。
手帳「フランクリン・プランナー」がオススメ!
本書に書かれていることは、ひとつひとつやってみなくては効果がありません。
当たり前ですが。
とはいえ、本書を読みながらやってみようとしても難しいところがあるかもしれません。
そんなときは、手帳「フランクリン・プランナー」を使ってみることをオススメします。
この手帳「フランクリン・プランナー」の最初の数ページは、まさに本書で書かれている内容をやってみるワークシートになっているからです。
(過去の1週間を振り返るといったステップは別にやる必要がありますが)
役割を抽出することや、ミッションステートメントを作成すること、1週間の目標を設定することなど、手帳に書かれている解説にしたがって実際にやってみることができます。
書かれていることを順番にやっていけば、本書で書かれていることを実践するリズムがつかめることでしょう。
そして、日々のスケジュール管理をするページも、第2領域のタスクをやることを意識した構成になっています。
1日1ページのもの、見開き1週間のもの、バインダー型のものも綴じ手帳型のものもあり、サイズも様々ですね。
お好みのものを探してみてください。
なお、私は2014年からフランクリン・プランナー (B6サイズ、1日1ページ)を使っており、2015年も同手帳を継続しています。
というか、そもそも私の手帳術はこの7つの習慣に基づいたものであり、ほぼ日手帳などで色々やってみていたのが、今は本元のフランクリン・プランナーに落ち着いたというのが実態です。
もうちょっと言うと、私がやっていた手帳術はとあるセミナーで学んだもので、「7つの習慣」を知る前からやっていたのですが、まさかこんなに「7つの習慣」と同じようなことをしているとは知りませんでした。
そのことを知ったのはここ数年の話です。
手帳「フランクリン・プランナー」はLOFTや大型の書店などに行けば売っているので、見かけたら手にとってパラパラめくってみてください。
自分の価値に基づいた行動をとる
本書、というか「7つの習慣」で訴えていることは、自分の価値観に基づいた重要度で行動することです。
当たり前のことなんですが、これがなかなかできないもの。
なぜなら、自分にとって本当に大切なことが何か、ということがわからないからです。
私自身、長年問い続けていく中で、なんとなくこういうことなんじゃないかと思っているくらいで、まだふわふわしています。
それでも、全くそんなことを考えたこともなかった数年前に比べれば、ずっと自分がやりたいこと、実現したいものがハッキリしてきています。
すぐに答えが出るものでもなし、長い時間がかかるかもしれませんが、本来は自分でちゃんと考えるべきことです。そのために時間を取ってもよいでしょう。
というか、そこに時間やお金、労力をかけないから、自分が望む人生が手に入らないのです。
本書を読みながら「7つの習慣」を復習していく中で、そのことを改めて感じました。
おわりに
私自身、手帳「フランクリン・プランナー」を使っている中で、本書を読んだところ、改善点がいくつか見つかりました。
「ああ、ここはこうした方がいいかな」という気付きが得られ、早速使っています。
この手帳術も奥が深いので、使うほどに違ったものを見せてくれます。
「7つの習慣」について興味がある、読んでみてよかった、という人は、ぜひ本書でその考え方を、日常の中で実践するアイデアを掴んでみてください。
「7つの習慣」はすばらしい知識体系です。
そして、習慣、と言っているだけあって、やってみて、身につけてはじめて意味をなすものです。
「7つの習慣」を実践するきっかけとして、本書を活用してみてくださいね。