あなたは「スランプ」に陥ったことがあるでしょうか?
- やる気が起きない、
- 何をしたらいいかわからない
- 何をやってもダメな気がする
などなど、普段通りのパフォーマンスが出せない状況です。
私も時折そういう時があって、今まさにそんな傾向にあります (苦笑
そんな時に私が何をやっているか、ということについてお話ししますね。
「スランプ」を抜け出す方法
「スランプ」を抜け出す方法はいくつかあります。
その一つは、
「ひたすら書き出すこと」
です。
頭の中に浮かんだ言葉を「そのまま」ひたすら書き出すのです。
それはノートに書き出してもいいですし、スマホやPCでガンガン打ち込んでもいいです。
とにかく、
- 頭の中に出てきた言葉を、
- そのまま無加工で書き出していく
のです。
やってみるとわかるのですが、最初はこれがなかなか難しいんですね。
私も慣れるまで時間がかかりました。
参考: モレスキンノートに「モーニングページ」を書く 私が毎朝やっている2大タスクを紹介 頭スッキリ、メンタルヘルスにも最適で、続けるほどに効果を実感
「思ったこと」を「そのまま」書き出す
私たちは何かを書き出すとき、必ずストッパーになるものが働いています。
- 支離滅裂な文章は書いちゃいけない
- まとまらないとダメ
- こんなことは書いちゃダメ
- 文法がおかしい
- 馬鹿みたいだ
頭の中に文章が浮かんだ次の瞬間には、その文章についてジャッジする癖がついています。
そのようにトレーニングされてきたと言ってもいいでしょう。
そのため、頭に浮かんだ言葉を「そのまま」書き出すというのは意外に難しいです。
あなたも一回やってみてください。
何を書いたらいいんだろう?
書き出そうと思った瞬間に
「何を書いたらいいんだろう?」
と思ったりするかもしれません。
真っ白になる感じがあるかもしれません。
その時は、
「何を書いたらいいんだろう?」
と「思ったままに」書くということです。
ここで大事なのは、文章の中身ではありません。
書き出した文章は今後見る必要すらないですし、誰かに見せる必要すらないです。
だから、文章の内容はどうでもいいです。
文法がおかしくても支離滅裂でも全然OK。
だから、頭に思い浮かんだことを、思い浮かんだままに書き出してみましょう。
スランプの原因は「自分の言動に対する自己否定的なジャッジ」
「スランプ」の実体は、「頭の中に浮かんだ」ことを次の瞬間にはジャッジし、それらを (=自らを)否定したり行動を止めようとしたりする状況です。
ついジャッジしちゃう (特にネガティブ方面に)、というプロセスがまずいんですね。
何をポッと思いついても、それはダメだとかうまくいかないとか、瞬間的に火消しに回っている感じです。
だからこそ、
「頭の中に浮かんだ」ことを「そのまま書き出す」
(=ジャッジしないで行動する)
というプロセスをやってみることに効果あります。
おわりに
頭の中に浮かんだことを、そのまま書き出すのは意外と難しいものです。
訓練されていない人は、ほぼできないです。
思いついた言葉をそのまま書き出すというのは、「何を書いたらいいんだろう?」と思ったらそのまま書くし、「思いつかない」と思ったらそのまま書くということです。
私たちの頭の中に浮かぶことは、ほとんどの場合かなり支離滅裂で、むちゃくちゃで、文章にすらなっていないものです。
そういったことを、思ったままに書き出すことができるようになってくると、次第にスランプから抜け出してくることができます。
もし「スランプ」に陥って何も手につかないという時は、とにかくガンガン書き出してみてください。
結構スッキリして、次の行動がとれるようになります。