「ルーズベルトゲーム」 楽な道はないけど、最短の道はあります

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「ルーズベルトゲーム」という池井戸潤さんの小説を読みました。

池井戸さんの作品はいくつか読んでいて、全体的に勧善懲悪といいますか、胸糞悪くなるくらいの悪者がいて、主人公はどこまでもピンチに陥りながも、最後は正義が勝つ、というストーリー展開がスカッとします。

現代社会を舞台に、とてもリアリティのあるお話として書かれているのが面白いです。

この「ルーズベルトゲーム」というのは、会社の野球部の存続をかけて、様々な会社の人間模様が展開されます。

会社の中のゴタゴタやら、会社対会社のゴタゴタやら、会社員をしている/いた人は「そういうところあるよねぇ」と思うのではないでしょうか (苦笑

楽な道はない。最短の道はある。

さて、そんな「ルーズベルトゲーム」の中に、こんなセリフがありました。

社業を繁栄するために楽な道はありません。しかし、最短の道はある。

お話の中では、会社が潰れそうになったところで、とっさのアイデアが首をつなぎました。

会社を存続させるのは決して楽なことばかりではないけれど、ちょっとしたひらめきが一気に問題を解決し、現状を突破するきっかけになったのです。

これはまさにコーチングでも言えることだと思いました。

コーチをつけたところで、楽になることはありません。

むしろそういうものに立ち向かい、切り開いていくことが多いです。

そして、それが最短の道だったりするのです。

最短の道

おわりに

今年に入って、これまでほとんど興味がなかった文学に触れてみようと思い、直木賞を含めいくつかの文芸小説を読んでみています。

池井戸潤さんの小説は私の中ではかなりヒットしました。

本当にあった話なんじゃないかというくらいのリアリティを持っていて、それがまた会社員時代に思っていたものや、その後独立してから思うものととても重なるところがあります。

勧善懲悪なストーリー展開もスカッとしていいです。

そんなお話の中だからか、「これは!」と思うセリフが結構あったりします。

今回はその一つを紹介してみました。

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