NLPコーチの西村です。
コーチングには興味があるんだけど、どのコーチが自分に合っているのかわからない、ということがあるかもしれません。
そんな方に私が言っているのは「この人のコーチングだったら受けてみたい」と思う人のコーチングを受けてみることです。
気の合うコーチが1番
日本中にコーチと名乗っている人はいますが、それぞれやり方や大事にしているポイントなどはバラバラです。
同じ団体で学べば同じようにやれるかというと、そんなことはないです。
コーチングというのは、コーチの人格というか、人柄というか、生き様というか、そういうものが出るものだからです。
ひたすら聞いてくれるコーチもいれば、ひたすら喋りたおすコーチもいることでしょう。
ロジカルに分析してくれるコーチもいれば、感情や感覚に訴えてくるコーチもいるでしょう。
具体的な問題を扱いたいというコーチもいれば、気持ちの面をていねいに扱いたいというコーチもいるでしょう。
本当にコーチごとに違います。
だからこそ、まずはあなたの直感で「この人とだったら話してみたい」という人のコーチングを受けるのがいいです。
その際、価格が高いとか安いとか、名前が通っているとか、有名人だからとか、実績があるからとか、その他の状況もあるかもしれません。
ただ言えることは、「気の合う人と結婚した方が、お金があるからという人と結婚するよりも幸せになれる感じがしませんか?」ということです。
だから、なんとなくでいいので、「この人のコーチングを受けてみたい」と思った人のところに行くのが、私は1番だと思います。
掛け持ちしてもいいし、何度受けてもいい
あなたが最初に「コーチングをしている」という人と出会ったのはいつでしょうか?
実際に受けてみましたか?
もし、それで「コーチ」というものはこういうものだ、と思っているなら、多分それは違います。
あなたにもお気に入りの美容室と、もうここにはこないなと思った美容室があることでしょう。
髪を切る、ということですらそれほどに施術する人によって違うのです。
そのことは、コーチも同じです。
「昔、コーチングやったことあるんだけど大したことなかった」というように、1回で判断してしまうのはもったいないです。
もしかしたら、あなたの人を選ぶ基準に何かしら問題がある、ということをそのコーチは教えてくれたのかもしれません (笑
だから、よかったら色々な人のコーチングを受けてみてください。
私も他のコーチの方とよく話すのですが、ほとんどのコーチがコーチングは掛け持ちしてもいいと言ってます。
ずっと同じコーチに関わるのもいいですし、その時々の課題に合わせてコーチを選ぶのもよいでしょう。
コーチングは素晴らしく人の成長や問題解決に役立つものです。
その手札を捨ててしまわないで、使える札として持っていてください。
こういうコーチには注意
コーチによっては、解決策を提示してくれたり、直接助けてくれたりする人もいるかもしれません。
ただ、こういう時に注意してほしいのが、あなたが「この人がいないと生きていけない」状態にされてしまってないか、です。
「こういう課題があるのです」と言ってコーチングを受けに行くのですから、解決してくれたらそれはそれでハッピーだと思っちゃうかもしれませんが・・・
あくまであなたが自分で行動を起こして、あなたが主体となって問題を解決するようにすることがコーチのすることです。
「結婚したいんです」という人が来たときに、結婚相談所を紹介してくれて、相手を見繕ってくれて、相手と交渉までしてくれて、いろいろやってくれて、後はもう婚姻届にサインするだけ、にしてくれるようなコーチだとマズいです。
それはコーチングではありません。
無意識にそうやって依存させてくる人もいますので、あなたの方も注意してください。
目安としては、「あなたがそのコーチがいなくても、解決できることが増えているか」です。
そういうトレーニングをしてくれるコーチがいいでしょうね。
おわりに
コーチングには興味があるんだけど、なんとなくはじめるのを躊躇するということはあると思います。
その原因の1つが、どのコーチのコーチングを受けるか、かもしれません。
それなりに高額なものも多いので、まずはそのコーチと会って話をしてみるのがいいでしょうね。
遠方であればSkypeなどでもありです。
余程の売れっ子でもなければ、だいたい応じてくれることでしょう。
その上で、「この人になら話してみたい」と思うのであれば、そのコーチにコーチングを申し込んでみてはいかがでしょうか。