「失敗した!」と思うことの1つや2つは誰にでもあると思います。
そんなときに「失敗したな、、、」と落ち込んでしまっていないでしょうか。
そんな思いをしたくないから、失敗しないように、失敗しないように生きていないでしょうか。
「失敗した」と思ったときは、ぜひこんなことを考えてみてください。
その経験を、あなたの成長材料にするために。
「失敗した」というのは自分の解釈
まず、「失敗した」というのは、すべて事実ではありません。
単なる解釈です。
例えば、人前で発表したとき。
事前にやろうと思っていたようにはできなかったかもしれません。
それを「失敗した」と決めたのは誰でしょう?
事実は、「やろうと思っていたようにはできなかった」です。
もしかしたら練習よりよっぽどうまく伝えられていた=プレゼンとしては成功していたかもしれません。
周りの人の評価は、あなた自身の評価よりよかったかもしれません。
それでも「失敗した」と思ってしまうなら・・・
それはあくまで誰かの主観でしかなく、その主観に基づいた解釈でしかないということです。
「失敗」とは、ある瞬間のことでしかない
また、だいたいの「失敗」と認識していることは、時間の流れの中でのある瞬間を切り取った評価です。
はじめて自転車に乗ったときは、うまく乗れるようになるまで何度でも転びます。
その瞬間で評価すれば、自転車にのることに「失敗している」と言えるかもしれませんが、、、
今のあなたは自転車に乗れますよね?
あの5歳やそこらのタイミングで切り取って評価すれば失敗続きだったかもしれませんが、繰り返しチャレンジしているうちに、できるようになっているのです。
私たちが「失敗」と捉えていることって、せいぜいそんな、ある瞬間のことでしかないのです。
有名なエジソンのエピソードでこんなのがあります。
電球の開発でたくさんの「失敗」をしてきたエジソンに対して、記者がそのことを訊ねたところ、彼は、
「1万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ」
と言ったそうです。
それでも最終的には電球を作ってます。試みは成功してます。
やり続けたら成功するのです。
どうしたらうまくいくか考える
そのためには、その瞬間にうまくいかなかったことを、どうしたらうまくいくか考えることです。
そして、行動を少しずつ変えていくことです。
「失敗した」と落ち込んでウジウジしている暇があったら、どうすればうまくいくか考えていた方がよっぽど建設的です。
というのも、やらない理由やできない理由、自分には無理な理由を上げるのにかかるエネルギーと、うまく行く方法を考えるのにかかるエネルギーは同じだからです。
あなたはどっちを選択しますか?
いつまでもうじうじしているか、次に進もうと動きはじめるのか。
どちらもあなたには選択可能です。
あとは選ぶだけです。
おわりに
「失敗した」という感覚は、あくまで主観的な解釈ですし、ある瞬間を切り取って評価したものに過ぎません。
そんな体験は、あなたの今後にとってめちゃくちゃ使える材料だったりします。
そこから学んだことが糧になって、成功につながりますからね。
実際のところ、うまく行ったことよりもはるかに有用だったりします。
ぜひあなたもたくさんチャレンジしてみて、「失敗したな」と思ったときは、ここに書いたことを思い出してください。
そして、その体験をあなたの糧にしてください。