特に「やりたいこと」がないという人のお話しを聞いていると、「やった方がいい」ことにたくさん時間を割いているようです。
「やった方がいい」ことに時間を費やしていると、幸福感は高まりません。どちらかというと消耗していきます。
あなたは「やった方がいい」ことばかりに時間を割いていませんか?
やりたい、やった方がいい、やらなければならない
私たちの行動はすごくおおざっぱに分類すると次の3つになります。
- やりたい
- やった方がいい
- やらなければならない
このどれかの行動をしているので、
やりたいこと + やった方がいいこと + やらなければならないこと = 24時間
な1日を過ごしています。
問題なのはこの割合。
何だか人生が息苦しい人は、「やらなければならない」ことばかりやっているのかもしれません。
生きがいを感じているなら、「やりたい」ことをやっている時間を多く確保しているのかもしれません。
あなたはどうですか?
「やった方がいい」の曲者感
私が思うに、この3つの中で一番曲者なのが、「やった方がいい」ことです。
やってもいいし、やらなくてもいいのだけれど、どちらかといえば「やった方がいい」ので、ついついそこに手をつけてしまいがちだからです。
他の2つ「やらなければならない」「やりたい」に手をつけるときはだいたい葛藤があります。「やらなければならない」ことは苦痛を感じることもあるでしょうし、「やりたい」ことに手を出していると罪悪感を感じる人もいます。
そういう人にとって、「やった方がいい」ことは都合のよい逃げ道になります。
それがいきすぎて、今やっていることの大部分が「やった方がいい」ことになっているようなら、ちょっとまずい。
「やらなければならない」ことと「やった方がいい」ことで1日24時間を占めているなら、「やりたい」ことはいつやればいいのでしょう?
「やった方がいい」は、やめる
やることがいっぱいあるときこそ「やった方がいい」を排除しましょう。
そうすると時間を確保しやすくなります。
そして、「やらなければならない」ことをさっさと済ませて、「やりたい」ことに時間を投入する。
これはとてもシンプルな時間の使い方です。
1日の行動を振り返ってみてください。
「やった方がいい」ことや「やらなければならない」ことばかりに時間を割いていないでしょうか。
そういうときは、まず「やった方がいい」をやめてみましょう。
あなたが今やっていることで、
「やった方がいい」
からやっていることは何ですか?
おわりに
私たちの1日24時間は、
やりたいこと + やった方がいいこと + やらなければならないこと = 24時間
になっています。
まずはこの分類でいうと、どういう割合になっているかなー?と考えてみてください。
「やった方がいい」割合が多いようなら、行動を見直すチャンスです。
「やりたいこと」に向かいたければ、「やった方がいい」をどんどんやめていくことです。
そうすれば「やりたいこと」のために時間を使えるし、「やりたいこと」に時間を使っていくと、幸福感はどんどん高くなっていきます。