生産性を高めるというと、
- いかにTodo管理するか
- メモ術、手帳術
- アプリの活用
みたいな話がよく出てきますが、最初にやるべきことはそんなことではありません。
Todo管理の実状
たとえばTodo管理をするとして、やらなきゃいけないことをどんどん書き出したとして、、、
一向にそのリストは消化されない。
すると見るのも嫌になってきて、、、
そうしたところでよさげなTodo管理アプリを見つけたりして、またやらなきゃいけないことをどんどん書き出して、、、
そのアプリはそのうち開くこともなくなる。
そんなことを繰り返していないでしょうか?
これでうまくやれる人はそのやり方がよかったのかもしれませんが、それで大多数の人がうまくいってないから色々なやり方が出てきている、とも考えられます。
やることに集中できず、Todo管理ではうまくいかない
私たちが生産性を高めるためには、Todo管理なんかより先にやることがあります。
Todo管理がうまくいかないときは、書き出したTodoを見ても、だいたいそのリストのことを見ながら、
- あれってそういえばどうなったんだっけ
- あの人にメールを返せてないな
- あそこを片付けたいな、、、
- ハラ減った
- これやるとどう思われちゃうだろ
- これとこれ、どっちやったらいいかな
- 前はあんなことになっちゃったしな
- あー、やだなー。面倒くさいなー。
みたいな感じで、気もそぞろになっていたりするんですよね。
なんなきゃいけないことはわかっているけど、あれしようか、これしようか、どうしようかと、なんだか集中できない感じ。
こうなるともう、目の前に書き出されているTodoは手につきません。
どんな生産性を高める方法 (Todo管理、メモ術、手帳術などなど)もこいつには勝てないんですよね。
もう本当に頭の中ごちゃーってなってる感じ。
未完了なことを完了する
こういった常に頭の中に出てくることを「未完了なこと」と呼びます。
「未完了なこと」はあなたの中でまだ終わってないことなので、それを終わらせようとずっと意識にのぼってきます。
こういうのを大抵の人はたくさん溜め込んでます。
そして、この「未完了なこと」が頭の中を占拠しているうちはいかなる生産性を高める方法も無意味です。
まずは「未完了なこと」をガンガン終わらせましょう。
「完了」していってください。
「今週は完了週間」とか決めて、頭の中にふと出てくる未完了なことを捕まえ、次々と完了させていきましょう。
未完了なことがなくなっていくと、どんどん頭の中がクリアになっていき、目の前のことに集中できるようになっていきます。
オススメなのは家の中にある要らなくなったものをガンガン整理することです。
そういうものって、そこにあるだけであなたの集中力を奪ってます。
捨てられないものが多いようなら、未練がたくさんある=未完了なものがたくさんある、ということに気づくかもしれません。
おわりに
今やあらゆる生産性を高める方法がありますが、それを取り入れても効果が出ないとしたら、まだあなたはその準備ができていない、ということです。
方法論がダメなんじゃなくて、あなたの頭の中がごちゃごちゃ過ぎるのが本当の課題なのかもしれません。
気になることや、ちょくちょく意識に登ってくることは、さっさと完了しちゃいましょう。
そうすることが、あなたの生産性を高めてくれます。