今できることだけで勝負しているとそのうち詰むから、自分を磨き続けることが生存戦略になる

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先月末でフリーランスエンジニアとして関わっていた案件が終了してから、ちょっと気が抜けています。

うかうかしていられるほどの余裕はないとはいえ、どうしようもないことにやきもきしても仕方がないので、久しぶりに自由に自分の事業のことを考えていられる時間を満喫しています。

同時に次の案件も探しているところですが、次はどういう案件が決まるか、今はまるで見えていません。

エンジニアの案件はスキルセットで決まる (部分が大きい)

エンジニアの案件は、実際のところ、エンジニアが保有するスキルで、仕事が請けられるか、請けられないかが割とはっきりします。

もちろん、スキルだけでなく、人格面もかなりのウェイトを占めているのですが。

フリーランスとして働く以上、雇い入れて教育してあげよう、という企業さんにあたるのはまれです。

ほとんどの場合、「今、私ができること」を基準に仕事を依頼するか、しないかが決められてしまいます。

例えば、AndroidやiPhoneのアプリを作ろうとしている会社から案件を請けるなら、そういうアプリが作れるスキルを持っているかどうかで決まるわけです。

そして、AndroidのアプリとiPhoneのアプリでは、使うスキルが違うので、Androidの案件なら請けられるけど、iPhoneの案件では請けられない、ということが実際に起きます。

今できることだけで勝負していると、そのうち詰む

ただ、案件を探すにあたって、エンジニアは「今、自分ができること」だけで案件を選んでいくと、そのうち詰んでしまいます

技術は進歩するし、その時々で必要なスキルは変わっていくからです。

それこそ、「5年前にAndroidアプリ作ってましたけど、ここ数年は触っていません」は、もうアウトです。スマートフォンの世界は、5年前のスキルじゃ役に立たない世界ですから。

だから、ちょっとくらいやったことがないことや、知らない業界に飛び込むというのも必要なことです。

今は持ってないスキルでも、勉強して身につけるなり、仕事に飛び込んで身につけるなりしていくことです。

そうやって自分を磨き続けていくことが、フリーランスの生存戦略になります。

私の場合、製造業やIT業に関してはキャリアを積んでいますが、これがアパレル業とかになったらまるで勝手がわからないです。

ただ、スキルという共通言語を使って、違う業界に入ることは案外できちゃうんですよね。

実際に、人材紹介業や教育事業に入って仕事をしてきましたし、ね。

おわりに

とまあ、フリーランスエンジニアという仕事の探し方について書いてきましたが、これはどの職種でも変わりないことだと思います。

今あるものだけで勝負を続けていくと、そのうち詰むのです。だから、成長し続けることはやめてはいけません。

1つの会社で生涯勤め上げるつもりでも、これからの時代のことを考えると、自分のスキルを磨き続けていくのだ、という意志は必要でしょうね。

新しい案件の商談を見据えながら、今はそんなことを考えています。

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