「私はそういうタイプだから、ムリ」と言う人がいます。
それらしい理由に聞こえなくもないですが、思考停止するパターンとも言えます。
思い込みは、いつからか始まる
「私は『そういうタイプ』」というのは、いつからそう思うようになるのでしょうか。
多くの場合は、誰かからそう言われて、鵜呑みにしたときです。
例えば、小さい時に、親から言われたことが原因になっている場合があります。
「お前はそういうの向いてないから」とか「前やってできなかっただろ!やめておけ!」とか。
そんな風に言われたりしたときに、「ああ、自分はそういうのできないタイプなんだ」と思い込みます。
あるいは、過去にうまくいかないことがあって、「自分には向いてない」とか「どうせ自分にはできない」と思った時。
「自分はそういうタイプだから、ムリ」という思い込みを持つことになります。
「そういうタイプ」をやめるなら、今
もしかしたら、あなたが「そういうタイプの人間だと思っていた」のは事実かもしれません。
そして、もし、今、その思い込みを変えるなら、あなたは、「あなたがなりたいと思うような人間」だと信じ始めることができます。
逆に言うと、今、変わらなければ、これからもずっと「そういうタイプ」の自分のままです。
できないことはできないし、嫌な自分は嫌なまま。
どうですかね?
いずれにせよ、壮大な思い込み
もしかして、「そうはいっても、そう簡単に変われたら苦労しないよ」とか、「変わることは簡単じゃない」と思っちゃいましたか? (^^;
そうだとしたら、「自分は簡単には変わることはできないタイプ」という思い込みがあるということです。
こういう思い込みで、私たちは思った以上に縛られています。
どうせ全部思い込みなんだとしたら、「自分はカンタンに変わることができるタイプ」という思い込みをしてもいいんじゃないですかね。
過去の役に立たない思い込みを手放し、役に立つ新しい思い込みをすること。
そういう意識でいたら、段々できることは増えていきます。
もう子どもじゃないですからね。
親に言われたことを鵜呑みにしてないで、やってみたら案外、簡単にできちゃうかもしれませんよ。