汝の愛するものを仕事に選べ、そうすれば生涯一日たりとも働かなくて済むであろう。
孔子 『論語』
紀元前の人がこんなことを考えてたんですね。
何だかすごいです。
最近気付いたのですが、自分にとって、
仕事 = 期待にこたえること、
と思っていたようです。
あながち間違いでもないのですが、こうして期待にこたえることを
し続けると、苦しくなってしまいます。
自分が本当にしたいことであればよいのですが、大抵の場合、
そうではないのでしょう。
私はこれに気付くまでは、何だか居心地が悪かったり、後ろめたい
思いをしてるのが、どうしてだか分りませんでした。
では、自分の本当にしたいことで、他人の期待にこたえられれば
どうでしょうか?
ただ自分の好きなことをしているだけではお金は稼げませんが、
それを「仕事」にする(= 金銭を稼ぐ)メカニズムは、ここにあるような
気がしてきています。
すなわち、
自分のしたいこと = 他人の期待にこたえること = 仕事
となれば、よいのです。
自分の好きなことを仕事にする、というのは、こうしていくのだと
思うようになりました。
孔子は紀元前からこのことを説いていたんですね。
期待されること = 仕事 = 自分の好きではないこと
となっているうちは、働き過ぎで死んじゃうことだって
あるんですよね。
私の知り合いで、ライフワークを生きている人は、
働いているんだか遊んでいるんだかよく分かりません (笑
本人もそんなことを言ってました。
そのうえで億単位の資産を築いており、本当に生き生きしています。
孔子が説いているのは、そういうことなんだと思います。
どこか自分には合わないと思うことを、無理に続けていませんか?
自分の身体が訴えていることに、耳を傾けてみましょう。