大阪で開催された「スライトオブマウス」セミナーに参加してきました。
講師はフランシスコ・ザビエル
今回の講師ザビエル・ピルラ氏はスペインの方で、スペインで唯一のNLPマスタートレーナー。
世界で唯一、大学院でNLPを教えています。
ラテン系のノリがとても面白く、終始笑わせてもらいました。
ああいうやり方もあるんだと、講師としても非常に参考になりました。
余談ですが、ザビエル・ピルラというのは多分ファーストネームやらセカンドネームやらの文化的な関係でそう表記しているみたいで、本来は4つくらいの名前がつながっていて、フランシスコ・ザビエルでもあるそうです。
今回初来日とのことでしたが、名前の感じだと昔来たことがありそうですね。
体験を記憶し、ビリーフができるまで
セミナーの中では、こんなことを扱いました。
私たちは、体験をどのように記憶していくのか。
そして、どのようにしてビリーフ (信念、思い込み)を形成していくのか。
この行程をとてもわかりやすく解明してもらえた感じがします。
ビリーフを形成していく過程を知るほど、ビリーフを崩す方法もどんどんわかってきます。
普段ヤマカンでなんとなくうまくいくからやっていることが、理論的に裏付けがされたような感じがしました。
まだまだ奥が深く、さらに体験を積んでから、改めて学びたいですね。
NLPの真骨頂を感じた
ビリーフが形成される行程をモデリングするなど、このモデリングスキルがNLPの真骨頂でもあります。
共同創立者リチャード・バンドラー博士は、天才的なセラピストがどのようにして人の問題を解決し、偉業を成し遂げているかをモデリングし、誰にでも使えるテクニック体系にしました。
それがNLPです。
そんなリチャード・バンドラー博士は、いったいどうやって対話によって人に変容をもたらしているのか・・・
今度は、リチャード・バンドラー博士がいかにして偉業を成し遂げていくかが研究対象になり、彼をモデリングしようとする人たちが現れます。
今回の講師ザビエル氏も、そうやってリチャード・バンドラー博士をモデリングしようとしたひとり。
セミナーで教わった「上級言語スキル」というのは、彼のモデリングの成果なんでしょうね。
つまり、NLPの本質的なスキルというのは、モデリングするスキルとも言えます。
そんなことを改めて感じました。
私も私のモデルをさらに役立つものに進化させたいです。
おわりに
大阪での3日間はものすごく濃厚な時間でした。
NLP関連のセミナーに出たのは久しぶりだったのですが、やっぱりとことん奥が深く、面白いと改めて思いました。
早速自分なりに振り返り、まとめています。日常の中でも意識してみたりして。
「聞いてきただけ」では本気でもったいないと思う内容だったので、さらにアウトプットして学びを深めていきます。