この2012年8月あたりから、本を読むときは付箋を貼りながら読んでいます。
特に基準は決めておらず、「ここ気になるな」と思ったところにガシガシ貼っていくようにしています。
そうやって読んだ後の本を改めて見てみると、こんなことに。
いや〜すごいことになってますね!
我ながら (^_^;
こんなに貼りまくったら、マーキングしている意味無いじゃん!などと突っ込まれれてしまいそうです。
あるいは、そんなに貼っている暇があったら、もう1回読むとか、別の本を読めばいいじゃないとか言われそうです。
ところが、こうしてちまちま付箋を貼ってみることは、思った以上の効果を上げてくれています。
いくつか感じていることはありますが、ここでは4点を紹介します。
- 2回目に読むときが圧倒的に早い!
- 短時間で振り返りができる
- 引用が速くなる
- 後で調べ物をするときに速くできる
2回目に読むときが圧倒的に速い!
これまでは、どちらかというと多読派でした。
が、今年に入ったころから、1冊1冊をきっちり読んでいくことにしました。
非常に参考になる本については、3回は読みます。
ここに上がっている本は、3回は読んでますね。
そして、読んでいる期間中に1つでも2つでも、中に書かれていることを実践するようにしています。
1回目に精読したときに、気になるところに付箋を貼っているので、2回目以降は付箋を貼っている所を中心に読むことで、圧倒的短時間で読み終えられます。
だいたい、通勤電車に20〜30分乗っているのですが、その間にひと通り読めちゃう本が増えました。
1回は読んでいますし、2日以内には2回目を読んでいる状況なので、付箋の箇所を拾い読みしただけでも、前後関係を思い出すことができ、非常に効率がいいですね。
短時間で振り返りができる
まとまった時間が取れないときに、ふと目についた本を手にとって、付箋の貼っている箇所を2つ3つ見ます。
これだけで記憶が蘇ります。
何度も本を読んでいる理由は、記憶を定着させるためです。
そのためには、短期間で何度も振り返る必要があります。
付箋の目印は、その取っ掛かりになります。
引用が速くなる
自分が気になった箇所ですから、何かしら引用したいときは、そこを開けば心に響く文面があるわけです。
あれ、どこに書いてたっけな、たぶんこの辺だったんだけどな、なんていう曖昧な記憶に頼らなくても、付箋というマーキングを活用すればすぐに見つかりますね。
後で調べ物をするときに速くできる
これは、ここまで書いてきたことですね。振り返るのが圧倒的に速くできます。効率的です。
このように、メリットはたくさんありました。
これまでは、
- 付箋をいちいち貼るなんて面倒くさいし
- ていうか付箋が勿体無いし
- キレイに貼れないと何かむかつくし
- そもそも本から飛び出してるこいつら何!?
といったマイナスイメージが強かった、というのが正直なところ (^^;
- 付箋でマーキングする
- ペンで線を引く
- 余白に書き込む
など、読書法としてはいくつか聞いたことがある手法ですが、どうしても本を汚すイメージがついていてあまりやらなかったんですよね (^_^;
ですが、本の内容は身に着けてなんぼ。
付箋を貼るぐらいならOKになってきました。
付箋を貼ることは、未来の自分に対するメッセージを残していると言えるでしょう。
ここに大切なことがあるよ、というメッセージです。
そして、未来の自分の読書効率を上げてくれています。
たぶん、数年してまた読むことがあれば、付箋を貼る箇所や、付箋を貼る個数が変わっているのでしょうね。
いちいち付箋を貼る作業は面倒で時間がかかるように思えるかもしれませんが、何度か読むことも含めて、トータルで考えると、圧倒的な時間節約、労力削減になります。
効果が認められたので、これからもどんどん付箋を貼ってみます (^o^)
ちなみに、ここに積んでいる本は以下の5冊ですね。
「大富豪の仕事術」
ダイレクト出版
それぞれの本の内容については、適宜レビューしていきます。