このところ夫婦で筋トレをしています。
奥さんは全身がもっとほっそりするのを目指しているようで、そういうのに役立ちそうな筋トレの本をたまたま本屋さんで見かけたので買って帰りました。
その本を一緒に読みながらいろいろやってみています。
目標「1日1種類やればOK」
特に示し合わせてやっているわけではないのですが、私は朝起きたときに、布団の上でできる筋トレをちょくちょくやってます。
これまではプランクというのをほぼ毎日やっていたのですが、それ以外にもバラエティが増えた感じです。
奥さんが布団の上で筋トレをしていると、娘が「パイパイ!」とかいいながら乳に吸い付いてきて、勝手に負荷トレーニングになっているのはご愛嬌 (笑
私は特に目指しているものがあるわけではないのですが、やらないよりはやった方が体にいいよなー、くらいです。
だから、1日1種類やればOK、としています。
実は、これがものごとを続けるコツになります。
ダイエットに失敗する目標設定
筋トレなどは、大体ダイエットのためにはじめる人が多いのでしょうが、そのときに目標設定を間違えるから続かないんですよね。
ダイエット=体重を減らすという思い込みもあるので、それこそ
- 体重を10kg減らす
- 体脂肪率を3%減らす
といった目標を設定しがちですが、、、
これがダイエットが失敗する目標設定なのです。
体重や体脂肪率が減るというのは、「結果」です。
「結果」に対しては「要因」というのが必ずついてくるもの。
では、体重や体脂肪率が減るという「結果」をもたらす「要因」には何があるでしょう?
食べ物、飲み物、運動、ストレス、体調、女性なら生理周期、季節、気温、湿度、天候、、、
などなど、いろいろな「要因」が「体重を減らす」には関係してきます。
こうなると、体重が減らなかったときに、何がまずかったんだっけ?となりますよね。
あのときあれを食べたからかもしれないし、運動量が足りなかったのかもしれません。
体重を減らすために、毎日ハードな運動をする?
ぶっちゃけると、いくら食べても、毎日4~5時間のきついトレーニングをすれば割とサクッと痩せます。
もちろん限界はありますが、もともと標準より体重が多い場合は確実に痩せることでしょう。
私も冬場にスキーのインストラクターをやっていた時期は、毎昼カレー2杯食べて、晩飯もメチャクチャ食って酒も飲んでましたが、みるみる体重は減りました。2~3ヶ月で10kgくらい?
スキーのインストラクターはかなり重労働ですからね、、、1日6~7時間もゲレンデにいて、ときには子どもを抱えてスキー板を履いたまま坂を登ったりしまくってたら、そりゃ痩せます (苦笑
じゃあ、1日4~5時間の運動をする、というのは目標設定としてどうでしょう?
実際のところ、これはよい目標設定ではありますが、現実的ではないかもしれません。
私の知り合いで、週6日、20時~24時でボクシングジムにトレーニングに通っている、というような人を知ってますが、そんなことができる人はその人くらいしか知りません、、、
継続できる目標は、自分がやることにフォーカスしている
よい目標設定は、自分がやることにフォーカスすることです。
「毎日1種類以上の筋トレをする」というのは、現実的で、達成できるか/できないかがはっきりしてますよね。
要は、やるか、やらないか、が明確になっています。
「10kg体重を減らす」は、「結果」なので、何の「要因」がうまく効いて達成できるか/できないかがわかりません。
やるか、やらないか、は明確ではありません (何をやったら達成できるかが不明瞭)
こんな感じで、「結果」を目標にするのではなく、自分がやることにフォーカスした目標を設定するのが継続するコツです。
そうしているうちに、「結果」として体重が10kg減るかもしれません。それならそれでラッキー、くらいに思っておくのがいいです。
おわりに
毎日筋トレをするようになって、奥さんは効果を感じているようです。
私はまだちょっとわからないですが、日々筋トレが楽になっていることは感じているので、体が少しずつできてきているのは確実なようです。
やはり筋トレはやれば成果が出るタイプのものなので、続けられると気持ちいいですね。
あなたは、今実現したいことに向けて、何かやるとしたら、何をやりますか?
その際は、自分がやることにフォーカスして目標設定してくださいね。