「時間がない」と諦めがちな人へ

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「時間がない!」というのをよく言ってしまう人。

「時間がない!」から止めておこうとか思ったり、「時間がない!」から無理だと思ったり。

「もし時間があったら・・・」とか言ってみたり。

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さて、本当に「時間がない!」のでしょうか?

24時間365日、自分が制御できない時間しかない、ということはまずないはずです。

これは本当に不思議なんですが、自分で自分の時間を使おうとしなかったら、誰かが勝手にあなたの時間を使ってくれます

本当は早く帰りたいのに、合コンで帰るという先輩の変わりに残業してみたり。

本当はこっちの仕事の方が面白そうだからやりたいんだけどな、と思いながらも、上司から振られたどうでもいい仕事をしてみたり。

自分がやりたいことを、ハッキリ声に出して、やりたいと言って始めなければ、あるいは、どうでもいいと思うことを断らなければ、誰かがあなたに変わってあなたの時間を使ってくれるのです。

思い当たる節はありませんか?

もし恋人ができたばかりの人だったらどうでしょう?

恋人とデートをする約束をしているとして、本当にその恋人のことを想っているのであれば、なんとか時間をやりくりしてデートをする時間を作るのではないでしょうか
仕事を優先してデートを断るのだとしたら、本気でその恋人のことを想っていないということです。

そんなことはわかっているし、誰もがそういうけど、自分は無理なんだというのであれば、それは無理なんでしょう。

極端な話ですが、両親が亡くなったら、葬式に参列しますよね?
仕事の方が大事だから、両親の葬式なんて後回しだなんて言わないと思います。

つまり、「恋人とデート: そんな理由で仕事を休むわけにはいかない」、「両親の葬式: 仕事を休む正当な理由だ」と思っているということです。

それは世間の通念上、一般的に許されていることであれば、自分が優先したいことを優先できるという思い込みです。

自分にとっての優先順位じゃないですよね?

くだらない仕事より、恋人とデートする方が優先順位が高いなら、仕事を断る必要があります。

それができないから、いつまで経っても「時間がない!」のです。

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「時間がない!」という人は、「もし時間があったら・・・」と言いますが、結局のところ、それをする情熱も優先順位も定めていないので、例え時間が空いたところで、今までに使い慣れた時間の使い方をするか、誰かに時間を使われておしまいです。

あとは、「もし時間があったら・・・」という人は、時間があったらきっと素晴らしい能力を発揮して、そのことが実現できると夢想している可能性があります。

少し考えればわかりますが、例え時間があったとしても、そんな簡単に行きません。

もっと言うと、「もし時間があったら・・・」という人は、結局のところ自分の時間を主体的に扱ってないということなので、先に書いたとおり、誰かが、喜んであなたの時間を、その誰かにとって有意義に使ってくれます。

あなたの時間をあなたが自由に使えないんだとしたら・・・一体、あなたは誰の何のために生きているのでしょうか?

だから、やるんだったら今だし、やりたいんだったら時間を作ってやることです。

そうやって「自分の時間」を取り戻していきましょう。

まずは、「自分にとって大切なことってなんだろう?」と自分に問いかけましょう。

脳は、問いかけると何かしら答えを探します。逆に言うと、問いかけないと動かないのです。

だから、こういう問いをし続けることで、自分にとって大切なことがだんだんわかってきます。
心に耳を傾けてあげてください。

あとは恐れず、そのことを大切にするように、そのために時間を取るようにしましょう。

あなたの時間は、あなたのために使っていいのですから。

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