「言い訳」ってネガティブなイメージがあったんですけど、よくよく見ると使えるネタが詰まっていますね。
歯科医でこんな「言い訳」を思いついた
このところ歯科治療がマイブームです ←?
先日は歯周病予防ということで歯石除去をしていたのですが・・・
歯科衛生士の方に「磨きが足りない」と言われてしまいました (^^;
もう何回か通っていて、歯磨きの指導も受けています。
そのとき言われたとおりにやってはいるのですが、まだ不十分なようです。
「歯磨きはどのくらいの頻度でやっていますか?」
私「朝、晩はやっていますね。言われたとおり歯間ブラシもやってます」
「じゃあ、今朝も磨いてきたんですね?」
私「はい、磨いてきました」
すると、手鏡を渡されて、
「ここ、見てください。これを取らなきゃいけないんですよ。ちゃんと取れてないということは、歯ブラシがちゃんと当たっていないということです。磨いていても、こういう風についているってことは、磨いている意味がないというか、やっていないのと同じですよ」
とか言いながら、歯の間に詰まっていたプラークをほじられました。
私 (ちゃんと言われたとおりやってるんだけどなぁ。そりゃ、夜ほどはしっかりやってないかもしれないけど。朝、歯間ブラシやってなかったっけな?)
などと思ってしまいました (^^;
まあ、「言い訳」ですよねぇ。
「言い訳」の中には改善点が含まれている!
ふとそんな「言い訳」が頭の中に浮かんできたのですが、これって、今やるべきことなんじゃないかと思い返してみました。
改めて書きますが、こんな言い訳しています。
私 (ちゃんと言われたとおりやってるんだけどなぁ。そりゃ、夜ほどはしっかりやってないかもしれないけど。朝、歯間ブラシやってなかったっけな?)
ここがポイントだと思いました。
- 言われたとおりやってる ←ほんと?
- 夜ほどはしっかりやってないかもしれない ←朝は手抜き?
- 朝、歯間ブラシやってなかったっけ ←やってない日もあるってこと?
なるほど、「夜だけじゃなくて、朝も、言われたとおり、しっかり磨くこと」が、私が取り組むべきことなんですね。
歯磨き指導の時に言われたことをまた復習する必要がありそうです。
今、なんとなく気づいている改善点が、見事に言い訳に出てきていました。
「言い訳」から改善点を見出そう!
「言い訳」は誰でもするものです。
実際に口に出すか、思ったまま留めておくのかは別にしても。
例えば、上司に機嫌までに資料作れなかったときなんか、
「◯◯の案件が予想以上に手こずって、しかも××さんから別の資料作るように言われてしまい、頼まれていた資料が間に合いませんでした」
なんて言ったり、思ったりして。
こういう「言い訳」をする人は、仕事の優先順位付けがうまく行ってないんだろうな、と思います。
あるいは、予想が甘いのか、断ることができないのか、報告や相談ができないのか、タスク管理ができないのか。
色々、手をつけるべきところがありそうです。
しかも、「言い訳」って、かなり頭を高速回転して出していませんか? (^^;
せっかく頭を捻って作り出しているんだから、有効活用してあげたらいいですよね。
「言い訳」するのはかっこ悪いと思っているかもしれません。
でも、「言い訳しちゃってかっこ悪いな」と自己嫌悪しても何の役にも立ちません。
それだったら、ついついしてしまう「言い訳」を自分に役立つものにしてみましょう。
ふと思い浮かんだ「言い訳」は、きっと、今やるべき課題を、適切に表現してくれていますよ。
あとは、その課題をやるだけです!