私はau の IS05 というスマートフォンを
使っています。
先日、au からアップデートのお知らせが
来たので、早速やってみました。
アップデートには40分はかかるし、
その間電話もメールも出来なくなる
とのことだったので、じゃあ、
寝ている間にやろうと思い、
アップデートの操作をして、寝ました。
翌朝、アップデートが終わっているかなと
見てみたところ・・・
「ダウンロードが完了しました。
アップデートを実行してもいいですか?」
といった表示で止まっていました!!
まだアップデートしてくれてなかったのかよ!?
全部やっておいてくれるのかと思いきや、
途中で止っているというオチでした。
う~~ん・・・何だかがっかりでした。
似たようなことが、初対面の人に対して
起こっていることがあります。
こうしたら、こう動いてくれると勝手に
思い込んでいて、でも実際は思った
とおりには動いてくれなくて、
困っちゃったり、拍子抜けしたり
したことがありませんか?
特に、同じ会社に長年務めているような
人なら、このぐらいのことは分かっている
だろうと思って付き合ってみると、
全然そんなことは無かったりします。
初対面の人なのに、このぐらいのことは
できるだろう、と勝手に思ってしまい、
そのとおりならなくてがっかりする。
こんな風に思ってしまうのは、
どうしてなんでしょうね。
これは、その人と似たような人と過去に
出会っていて、その似たような人との
関係を、初対面の人に当てはめて
しまうからです。
似たような、というのは、背格好のような
目に見えるものだけでなく、雰囲気とか
声質とか、その人の醸しだす何かが似ている
ということです。
この擦り合わせは、かなり無意識に行われています。
会社に長年務めているような人は、会社の
匂いがしますよね?
そして、長年努めている = 業務が分かっている
といったような思考も働くわけです。
そうすると、初対面だと頭では
分かっているんだけど、似たような人に
とっていた行動を、自然ととってしまいます。
初対面の人は、当然初めて会う人なのですが、
自分の過去の出会った誰かに、自動的に
当てはめてしまうのです。
出会ったときから、何だか怖い感じがするとか、
あまり話したくないとか感じてしまう場合は、
大抵このパターンです。
また、自分の母親に似ている人に対して、
安心感を感じるのも、大抵このパターンです。
このように、いうなれば先入観のようなものが、
出会ったときからすでにあるということです。
ですから、なんとなく付き合い難いとか、
どうも嫌いだとか、怖くて仕方がないとか、
そういう感じがしてしまう人とのことを、
よく思い浮かべてみてください。
あるいは、その人の行動をよく観察して
みてください。
その感情は、本当に、その人が起こした行動に
基づいて感じていますか?
その人は、これまで付き合ってきた人の、
誰かに似てませんか?
その誰かが起こした行動で感じたことを、
その人の行動に当てはめていませんか?
苦手な人と接触するときは、こういう意識を
持って接してみてください。
実は、自分の思い込みで誤解しているだけ
かもしれませんよ。