アプリ開発と人生の共通点 「なんとなくこんな感じ」では形にならない

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アプリ開発に長年関わってきていて思うのは、人生ととても似ているということです。

具体的なことまで細かく決めないと、アプリ開発はできない

アプリ開発をするときは、かなり具体的に細かいところまで決める必要があります。

画面を作るのだとしたら、画面に乗っているテキストボックスやボタンの名前を決める必要がありますし、そのボタンを押した時にどんな動作をするのかもこと細かく決める必要があります。

ボタンを押してデータを保存するのだとしたら、どこに、どんな形式で保存するかを確定する必要があります。

これが決まってないと、読み込むことができず、画面に表示することができません。

データを読み込んだあと、どこに表示するかは、画面のテキストボックスの名前が決まっていないと指定ができません。

もしボタンを押した時に足し算や掛け算といった計算をするのだとしたら、それもなんとなくでは作れません。

「画面のTotalというテキストボックスには、AとBというテキストボックスの内容を掛けたものに、Cというテキストボックスの値を足したものを入れる」

といった風に、他の解釈の余地がないレベルで決めて、その通り作る必要があります。

アプリ開発は「決める」作業が大部分

だから、アプリ開発は、大部分が「決める」作業をしていると言っていいでしょう。

テキストボックスの名前しかり、ボタンの名前しかり、ボタンを押した時に動く計算式しかり、・・・、etc.

決めないと、何も形になりません。

アプリ開発は具体的に決める必要がある

人生は具体的なところまで決めないと、なんとなく過ごしてしまう

人生についても同じことが言えます。

「なんとなくいつかいいことがあったらいいな」と思っているうちは、なんとなく過ごすことになります。

「いいこと」ってどんなこと?
「いつか」はいつ?
「なんとなく」って、10%くらい望んでいるの?80%望んでいるの?

といったところを具体的に「決める」ことが大事なんですね。

そんなに「決める」と窮屈だ、大変だ、など思われるかもしれませんが・・・

決めなければいつまで経っても今と同じです。

自分が決めなければ、他人が人生を決めてくれる

社会というのは不思議なもので、自分が決めなかったら必ず他の人が決めてくれます。

なんとなく生きていけるのは、「こうやって生きたい」と思っている人が、あなたの代わりに、あなたのやることを決めてくれているからです。

なんとなく会社にいるって、そういう感じです。

なんとなく会社にいると、なんとなく仕事はあるし、それなりに給与はもらっているし、そのうちいいことあれればいいな、という状態になりがちです。

会社というのは、世界を良くしたいとか、お金を儲けたいとか、何かを「やりたい!」と強く思っている人が作っています。

その人の「やりたいこと」の一部が、なんとなく会社にいる人の仕事になっています。

そうしてその人の「やりたいこと」のビジョンの中に巻き込まれていれば、なんとなくは生きていけちゃうんですよね。

それが、ただ会社に雇われている状態です。

誰かのやりたいことで生きる

具体的であればあるほど実現しやすいのは、アプリ開発も人生も同じ

アプリ開発と人生の同じことは、

より具体的かつ明確であればあるほど実現する

ということです。

なんとなくうまくいくこともあるとは思いますが、具体的に決まっていることのほうが実現しやすいですね。

歯磨きとか、お風呂に入るとか、人それぞれではありますが、具体的になにをするか決まっています。

「歯磨きをしよう」と思ったら、すぐに歯磨きはできます。
「お風呂に入ろう」と思ったら、すぐに準備して入ることができます。

それは、何をどうすればいいかが具体的に決まっているからです。

夢も具体的に決めておくべし

それに対して、「夢」とか「やりたいこと」というのは、往々にして曖昧なままになっています。

なかなか実現しないのはそのせいです。

「歯磨きをする」くらいに具体的に段取りが決まっていれば実現できる感じがしますよね。

重要なのは、そうやって具体的に決めることなのです。

「なんとなくこんな感じ」から、より具体的にしていきましょう。

アプリ開発でいえば、画面のテキストボックスの名前を決めたり、ボタンを押したときの計算式を決めるのと同じです。

自分のやりたいことを、フルカラー動画のように、映画のように、細かいところまでプロットして、決めてみましょう。

そのくらい具体的になっている夢であれば、実現する可能性がとても高くなります。

もしやりたいことがよくわからないなら、そのことについて考える時間、感じる時間をとることです。

やりたいことを具体的に決めよう!

「決める」のを後回しにすると「大決断」が必要になる

「決める」というのがなかなか大変なエネルギーを使うので、後回しにしがちですが、それは「今は決めない。あとで決める」と決めているだけです。

同じ「決める」のであれば、なんとなく後回しにしていることを、早め早めに決めていきましょう。

そうやってところどころで「決める」ことをしてないから、後で積もり積もって「エイヤー!」と大決断をしなくてはならなくなるのです。

これはかなりのリスクを抱えていますし、実現する確率がかなり下がります。

それよりは、その時々で決めておいたほうがはるかに実現する確率が高く、精神的にもはるかに楽です。

おわりに

子どもの頃からプログラミングをやっている中で振り返ってみると、なんとなく作ろうと思ってアプリを作ろうとすると、結構行き詰まっています。

作りながら考えるのも大事なんですが、具体的にしておいた方が作りやすいし、作るのが早いです。

人生についても同じで、どうするか決めておくといいですね。

例えば、やりたいことのリストを作っておくと、自分がどうしたいか、どうするかが決まります。

これならペンとノートがあればできます。

自分のやりたいことについて考える時間より大切なことって、そうそうないハズです。
「そんなわけないだろう!?」と思うのだとしたら、自分のことではなく、他人のことに躍起になっている状態でしょう。

ぜひ、自分のための時間を取って、やりたいことのリストアップをしてみてください。

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