タスク管理を習慣化するために大切な5つのこと

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タスク管理をこれからはじめようとか、タスク管理に再チャレンジしようと思っている人に向けて、私なりにタスク管理を数年やってきてキモだと思うことについてまとめます。

私が思うに、タスク管理を行うにあたって、最も重要なことは、タスク管理をすることは手段であって、目的ではないということです。

そして、私にとってタスク管理をする目的は、より自由で豊かな人生を送るためです。

私はここから外れていると思った時、初心に帰るようにしています。

ちなみに、私が今タスク管理を行うために使っているのは、Todoistというアプリです。
使い始めて2年目になりますね。個人的にオススメなアプリです。

Todoist

タスク管理アプリをあれこれ変えるのをやめる

タスク管理が続かないのは、決してアプリのせいではないです。

「タスク管理」の考え方が身についていないことが問題なんですね。

メモ帳で論理的に文章が書けないという人が、Wordを開けば書けようになるでしょうか?

これは、「論理的に文章を書く」というスキルが身についていないことが問題であって、ツールの問題ではありませんよね。

メモ帳ではまともな文章を書けない、でももしかしたらWordならまともな文章が書けるかもしれない、と言っている人がいたら、そんなわけはないと言ってあげることでしょう。

タスク管理も同じです。

「タスク管理をする」というのは、「論理的に文章を書く」というのと同じく、スキルです。

だから、どんなアプリを使うかが重要ではなく、「タスク管理」というスキルを身につけることの方が重要です。

アプリ選びをするのは、「タスク管理」というスキルを身につけたあとの話です。

次々とタスク管理アプリを渡り歩いているひとは、このアプリならできる、今度こそこのアプリで、という繰り返しにハマっていないでしょうか。

個人的には、今生き残っているタスク管理アプリは、どれも最低限の機能はあるし、素晴らしいものばかりです。

だからもう、直感で決めてもいいくらいです。

UIがカッコいいとか、そういう「毎日起動したくなる要素」の方が最初は重要です。

タスク管理アプリを起動する習慣をつける

タスク管理アプリをダウンロードしてそのままにしていたりしないでしょうか。

タスク管理というスキルを身につけるためには、とにかくタスク管理をはじめることです。

タスクを登録して、タスクを実行して、タスク完了のチェックマークをつける、というのをはじめることです。

自転車を買って、眺めていたら自転車が乗れるようになるでしょうか?
すぐにでも乗って、ひとこぎでもこぐことからはじまりますよね。
それと同じです。

私の知る限り、「アプリはダウンロードしたんだけど・・・」という人のなんと多いことか!

とにかくはじめましょうね!!

最初は「タスク管理アプリを起動する」という繰り返しタスクを作ってもいいでしょう。

毎日1回はタスク管理アプリを起動するのです。画面を見るのです。

なんとなくFacebookを見たり、なんとなくメールを見たりするように、なんとなくタスク管理アプリを見るようになる。

これが理想ですね。

空と雲と樹

タスクを登録してから作業する (No Entry, No Task!)

私たちは、思いついたらすぐ作業を開始しようとしてしまいます。

それはそれで素晴らしいのですが、タスク管理というスキルを身につけたいなら、行動の順番を次のように変えましょう。

それは、何かしようと思ったら、まずタスクを登録して、それから作業をするということです。

実はこの考え方がタスク管理をするにあたって超重要になります。

私たちは思いつきでやることで、作業の順番とか目的とかゴールとかを見失いがち。
その結果泥沼になって時間を浪費します。

そうではなくて、タスク管理アプリに登録しながら、想像するのです。

何をどこまでやったら、このタスクは完了のチェックマークをつけられるか。
そのチェックマークをつけられる条件というのが思いつかないなら、そのタスクは取り掛かっても完了しないのです。

となると、タスクを分割するとか、ここまではやるとか、そうやって仕事に取り掛かる前に段取りを取る癖がつきます。

ここが、タスク管理というスキルを身につけることで、より自由で豊かな人生を生きられるようになる、と言っているポイントです。

とにかく、まずは、タスクを登録しましょう。それから行動です。

最初は窮屈かもしれません。思いついたらやっちゃっているかもしれません。

そんなときは、事後でもタスクを登録して、完了のチェックをしましょう。

そうやって、登録して、チェックするサイクルをまずは作ることです。

まだ続く雪道

ゆるくつきあう

タスク管理を始めたら、そこで管理しているタスクが期日までにすべて終わらないことを気に病んでしまい、タスク管理アプリを起動したくなくなり、手放してしまう人がかなりいる感じがします。

これはタスク管理アプリに振り回されている状況です。

そんなときは、タスク管理をする目的を思い出してください。初心に帰りましょう。

人生をより自由で豊かなものにするためにタスク管理をしているのです。

だから、タスクをすべて完了できない日があってもいい。

自分ルールを決めるのもいいでしょう。残タスクが5個以下ならOK、など。自分のしきい値を下げてもいいのです。

どうしても先送りし続けているタスクは、本当はもう必要ないことであることが多いので消しましょう。必要になったらまた追加すればいいのです。

嫌になってきたら、いっそのこと、全部のタスクを1度リセットしてもいいです。

タスク管理アプリが絶対ではありません。
あなたが、タスクを実行し、完了することが大事なのです。

目標を「タスク管理を習慣化する」ことに置くこと

先の「ゆるくつきあう」に通じますが、本来は大切なタスクを完了するためにタスク管理をしているのだけど、そのうちタスク管理をすることが目標になりがちです。

そうなってくると、完了しないタスクがあると嫌になってきます。

ここはちょっと不思議な感じなのですが、1つ1つのタスクを完了することを目標にすると、タスク管理はできなくなっちゃうんですね。

あるいは、タスク管理アプリの細かい機能にのめり込んじゃう人もいます。
悪いことではないのですが、最初からこだわるとうまくいかないことが多いです。

あなたのすべての要望を答えてくれるアプリを探す旅に出ちゃいたくなります。

これは最初に書いた通り、「タスク管理をする」というスキルを身につけるにあたって害にしかなりません。

だから、もっと先を見据えて、「タスク管理を習慣化することが人生のプラスになる」ととらえ、それを目標にするといいでしょう。

細かい設定などはあとでいいし、アプリにこだわるのは先の話です。

最も大切なことは、人生のタスクを完了するためにタスク管理をする、ということ。
ここからブレるとタスク管理が崩壊します。

どうでもいいタスクが完了しないがために、タスク管理をするというはるかに大切なことができなくなるのは、とてももったいないことです。

目の前のもの 奥にあるもの

おわりに

私なりに、色々なツールを使いながらタスク管理を続けている中で、感じていることをまとめました。

大事なことは、とにかくはじめることであり、「タスク管理をする」というスキルを身につけることです。

それができてくると、段々アプリに不満が出てきます。

繰り返し設定が思ったようにいかないとか。メモ書きができないとか。こだわるとキリがありません。

それまでは、まずは、どのアプリでもいいから、はじめてみましょう。

タスク管理は、程度の差はあれ、必ず身につけられるスキルであり、身につけることで間違いなく役に立つスキルです。

これからはじめようと思っている人も、もう一度トライしようと思っている人も、はじめてみましょう。

まずはタスクを登録して、実行して、完了のチェックをするのです。

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