サンフランシスコ ゲシュタルト研究所の理事 モーガン・グッドランダー氏のゲシュタルトセラピーワークショップに参加してきました!
参加前、2日目の朝に書いた記事はこちら。
以前参加した日本ゲシュタルト療法学会 理事 百武 正嗣氏さんのセッションとはまた違った感じでよかったですね。
人の持つ生命の力を感じる
今回はもっと人間の原初的なものを扱ったような感じがしています。
人の持っている「エネルギー」という、「生命の力」を扱っていた感じがします。
そして、ゲシュタルトセラピーは私がコーチングやカウンセリング、社員研修などで使っているNLPの元になったセラピーということで、NLPの理解も進んだ感じがします。
ゲシュタルトセラピーなどをモデル化して作られたのがNLPなわけですが、「こういうのをモデル化したのがアレなんだろうなぁ」というのをいくつも感じる場面がありました。
合っているかどうかは知りませんが、私にとってはあまりそこは重要じゃないですね。
とにかく居心地がよくて、参加者のエネルギーを感じる、とても貴重で、感謝に耐えない時間を過ごしました。
そこにあることが真実で、全てなんですよね。
そんな感覚を強く得ました。
ゲシュタルトサイクル (Gestalt Cycle)
人間が無意識に思っていることを意識化して、実行していく過程の中で、どうしても分断される箇所があり、そこをどう乗り越えるのかというのがすごく興味深かったですね。
これぞまさにコーチングやカウンセリングで扱っている場所であって。
いいヒントを得ることができました。
エネルギー Web
NLPでは「ラポール」という概念があり、ワークをするにしても何をするにしてもそれが超重要なのですが、それは「エネルギーの交流」という風にも考えることができるのかなぁと思いました。
例えばそれは、呼吸を通じて、人の、もののエネルギーを取り入れる。
自分の中でエネルギーを循環して吐き出す。
この感覚は新しいものでした。
もっと活用していきます。
「今、ここ」「我と汝」
今回の最も大きな収穫は、
- Here and Now (今、ここ)
- I and Thou (我と汝)
という感覚です。
ワークショップ中は、いつもよりずっと長い時間この感覚にいられました。
こういう感じで物事に取り組むと、すごくいいパフォーマンスが出せるんだろうなという確信があります。
自分が整っていて、とてもよい感じです。
これはもうどんな感じとかいうのが難しく、とにかくいい感じとしか言いようがありません。
おわりに
2回目のゲシュタルトセラピーワークショップは、また新しい発見がたくさんありました。
私にとっては人間の原初的なエネルギーを感じるセッションでした。
今回の講師はモーガン氏というアメリカ人の方であるため、有志の通訳がいました。
そのおかげで英語で聞きながら、日本語訳がついてくるため、2倍の情報が入ってきていた感じがしています。
その分ものすごく疲れたのですが、とても心地よい時間になりましたね。
モーガン氏だけでなく、彼を紹介してくださった百武さん、一緒に参加した仲間たちなど、こういう場を作り出したすべてのことに感謝です。
すごく楽しくて、心穏やかにあり、ただそれだけでした。
映画カンフー・パンダで「内なる平和」という言葉が何度も出てきていますが、それはこういう感じなのかもしれません。
書籍やネットの情報だけでは到達することができない境地に行けることがワークショップの素晴らしいところですね。
この感覚は、また私の研修やワークショップ、コーチングやカウンセリングといった個人セッションなどに活かされていくことでしょう。