「もどっておいで私の元気!」は心のバロメータ その本を手にした時々の気持ちに素直になって読もう

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岡部明美さんの「もどっておいで私の元気!」を読みました。

Sean 201409050101

著者の岡部明美さんこと明美ちゃんとは、以前とあるセミナーでお会いしました。

参考: 「ツナゲルアカデミー」で岡部明美さんのワークを体験 多くの人に体験して欲しいと思った

このセミナーの中で、彼女のセッションに参加して、とても色々感じることがあり、読んでみたくなりました。

明美ちゃんのセッションを見てなかったら、この本を買うことはなかったでしょうね。

会うべくして出会った。そんな本です。

もどっておいで 私の元気! 〜岡部明美〜

この本はちょっと変わった体裁で書かれています。

Sean 201409050103

見開き1ページの詩のように書かれています。

詩の最後には、美しい写真が入っています。

このような装丁なので、パラパラと読み進めることができました。

オススメの読み方

パラパラと読んでみて確信しました。

この本は、パラパラ読むことがオススメであると。

冒頭の1字1句から読んでいくのももちろんOKです。
それでも、あえてパラパラ読むことをオススメしたいなと強く思いました。

というのも、こちらの本を手にしたその時々に、一番扱いたいことを扱うのがいいと思ったからです。

パラパラめくりながら、「何?」「これ気になる?」と思った詩を読むのです。

直感で、心の中の「気になる」というサインを感じることが大事です。

心のサイン

全体的に心動かされる内容であり、それぞれの詩で心が動かされるので、頭から読んでいこうとしたら、この心の声が聞こえなくなっちゃうんですね。

だから、目次を見たり、パラパラめくったりしながら、「気になる」と思ったところを読んでいくと、ズシンと心に響きます。

あえて言うならば、心に響かない部分は、今時点で扱う必要がないことです。

  • 自分が今、どんなことを問題にしているのか?
  • どんなことに悩んでいるのか?
  • 解決したいと思っていることは?

そういったことと向き合う、ヒントにするといった読み方にするといいと感じました。

50以上の詩があるので、きっとその本を手にした時々に深く感じるものがありますよ。

第4章 あなたへのメッセージ

そういう読み方をしていると、私は「第4章 あなたへのメッセージ」のあたりが結構響きました。

特に「」という詩にハッとされましたね。

考えても考えても答が見つからないとき・・・
(中略)
どれだけの本を読んでも、絹糸1本ほどの糸口さえ見つからないとき・・・
(中略)
それは、自分が求めている答は「自分の中にしかありませんよ」というメッセージ。

Sean 201409050105

なんとなく感じていたことを、なんともうまく表現してもらえた感じがしました。

何がどうしてこうなっているのかはわかりませんが、私たちは比較的自分の外に答を求めがちです。

自分がどうやって生きたらいいか、とか。
自分が何をやりたいんだろう、とか。
自分が好きなことってなんだろう、とか。

そういったことを外に求めていませんか?

誰かに聞いたら答があるとか、そんな風に思っていませんか?

でも、うすうすは気づいていますよね。
そんなのは自分の中にしかないってこと。

でもわからないから、やっぱり外に求めてしまう。

ちょっと立ち止まってみてください。

例えば、時間について。

外に求めている時間の方が、はるかに長くないですか?
自分に問いかけて、そのことについて感じるままに動いてみる時間の方がはるかに短くないですか?

誰かが「いい」と言ったことをやっている時間の方が、はるかに長くないですか?
自分が「いい」と感じたことをやっている時間の方が、はるかに短くないですか?

もしそうだとしたら、やっぱり自分の中に意識を向けて、自分の思うようにやってみる時間をもっともっとたくさん作った方がよさそうな気がしませんか?

この本は、そのいいトレーニングになるかもしれません。

本をパラパラめくりながら、心の声に耳を傾けて、「ここを読みたい」と思ったところを読んでみましょう。

そういう、ちょっとしたことなんだと思います。
自分の感覚を信じるとか、自分に素直になるってことは。

Sean 201409050106

おわりに

明美ちゃんの心のこもった詩が込められている本でした。

最近はずっとKindleで電子書籍ばかり読んでいるので、紙の本を読むことはほとんどなくなっているのですが・・・

この本は多分紙のままがいいんでしょうね。

私オススメのパラパラ読みなんかは、紙の本じゃないとできませんから。

パラパラ読みしたので、全く読んでないところもあります。
そういうのは、またこの本を手にとったときに、私に何かを伝えてくれることでしょう。

自分にとって、新しいジャンルの本を手にした感じがします。

近くにおいておいて、「また読みたい」というサインがあったら、手にしてみよう。

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