とある土曜日のこと。
奥さんがイベントのお手伝いに行くというので、息子と一緒に出かけていきました。
そのイベントは4歳の息子であれば遊べるんだけど、1歳の娘だとちと難しい感じだったので、娘は私と一緒にお留守番です。
娘は名前を言うのがマイブーム
この7月には2歳になる娘は、母親が出かけても大丈夫になってきました。
私と2人でお家にいても、機嫌よく過ごしてくれます。
割と一人で遊べる子なので、私はKindle Paperwhiteで本を読みながら様子見をしていました。
黙ってシールを剥がしたり貼ったりしながら遊んでいたところ、突然、
「にしむら?にーしーむーらー?」
とか言いはじめました。
彼女は最近、自分の名前を言うのがマイブーム?のようです。
西村家の一員という自覚ができてきたのかもしれません?
娘は名前を書くのがマイブーム
そんな娘を笑いながら、またしばらく本を読んでいると、突然手を出して私に見せてきました。
「に、し、む、ら、」とか言いながら片手の手のひらを、もう片方の指で、発音に合わせてリズムよく押えています。
どうやら、手に自分の名前を書いたつもりのようです。
下の名前まで言っていたので、どうやらフルネームで書いたみたい。
これも娘のブームみたいで、何かにペンで字?を書いてみては、「にしむら」と言いながら見せに来るのです。
あと、子連れでイベントに遊びに行ったら、よくガムテープに名前を書いて服にペタッと貼られるので、何か書き込まれたガムテープを貼ると、名前が書かれているものだと思うみたいです。
私は、「そっかー、名前を書いたんだなー」とか言いながら、名前を呼んであげます (読んで、ではない)。
母親の帰りを待ち遠しく過ごす娘
そうして私と2人でお留守番をしていると、外から「バタン!」と、車の扉を閉める音が聞こえてきます。
娘はピタッと止まって、耳を澄ましている様子。
それから私を見つめて、
「かあしゃん、かえってきた?」
と聞いてきます。
私はその音がご近所さんから聞こえてくる音だとわかっているので、
「まだみたいだよ」
と返すと、またひとり遊びをはじめます。
ひときわ大きく「バタン!」という音が聞こえてくると、また、
「かあしゃん、かえってきた?」
と言うので、「見に行ってみるか」と娘と手をつなぎ、一緒に庭を見に行きます。
そして、庭に我が家の車がないことを一緒に確認して、「いないねー」と言うと、娘も「いないねー」と言いながら、砂利で敷き詰められた庭を見つめていました。
幼い彼女は、その頭の中で何を考えていたのでしょうか。
あと、面白かったのが、「バタン!」という音が聞こえたときに、例によって娘が、
「かあしゃん、かえってきた?」
というので、
「いや、まだみたいだな」
と答えると、
「しっこ?」
と言ってトイレの方を指さしていたことです。
どうやら彼女の中で、母親が視界に居ないときは、トイレにいるのかも?と思うようになっているみたいです。
「そうだなー、しっこかなー?」
とか言うと、なぜか首を捻って、またひとり遊びを再開していました。
これには軽く笑ってしまいました。
それからも何度か「バタン!」と聞こえて来るたびに似たようなことをして過ごしました。
ついに母親が帰ってきた!
そうして過ごしながら、私は昼飯を作って奥さんと息子の帰りを待っていました。
予定していた時間になっても帰ってこないので、どうしたのかなーなんて思いながら。
娘はだいたい10~11時くらいに昼寝することが多いのですが、この日はずっと起きて遊んでいました。
それから、ようやく母親が帰ってきます。
息子は帰りの車で寝てしまったとのことで、車に置いてきていました。
母親と一緒にご飯を食べ、「パイパイ!」と言っておっぱいをせがんでいました。
もう別に母乳がなくても大丈夫なのですが、食後や寝るときなんかはそうして母親の胸に吸い付いています。
母親は、いなければいないで過ごせるようになってはいますが、まだまだいてほしいようですね。
余談ですが、このところ私のシャツをまくりあげて乳首をペロペロなめてくるのはくすぐったいので辞めてほしいです。
その上、胸をパンパン叩いて、「でないねー」とか言ってくるのです。
おわりに
この7月に2歳になる娘は、母親がいなくても過ごせるようになってきました。
1日中いなくても結構平気で、私と一緒に布団に入って昼寝をすることもあります。
だいぶおしゃべりになっていて、まだまだ文章はそれほどしゃべりませんが、意思疎通はかなりできるようになっています。こっちが言っていることは理解しているみたいだし。
息子は1歳になったころには普通に文章をしゃべって会話していたので、どうしてもそういうイメージがあって、娘はゆっくりさんなのかなーと思うのですが、他の人の話を聞いてみると、これでも十分上手にしゃべる方とのことです。
日に日に口にする単語が増えて、文章になってきています。
子どもの観察をするのは本当に面白いですね。