奥さんと2人でガチに勉強会やってみようよってことでやってみました。
これがなかなかよかったです!
夫婦2人で勉強会の発端は
私たち夫婦にはNLPという共通のバックグラウンドがあります。
そもそも2人が出会って結婚するに至ったのは、そのNLPというのを体験的に学ぶセミナーに参加していたのがきっかけですしね (ここではNLPそのものについては詳しく語りません)。
そんな私たちは、一緒にそのセミナーに参加したメンバーが自主開催している勉強会にもよく参加しています。
長野に移住したり子どもが産まれたりで、参加する頻度はだいぶ下ってしまっていますが、、、
だったら、2人でもやってみればいいじゃん、となったのです。
ちょうど2人とも、NLPのことをまた学び直したいと思っていましたし、共通のバックグラウンドがあるからやれるじゃん、と。
私はNLPのトレーナーですし、教える側の立場でもあるわけで、私にとってもいい体験になりそうでした。
そんなわけで、夫婦2人の勉強会を開催することにしました。
息子は幼稚園に行き、娘は預かってもらい、2人の時間を作って。
夫婦2人で勉強会ではどんなことを扱った?
今回の勉強会は、インタビューがテーマでした。
インタビューというのは、簡単に言うと「相手の話をよく聴くこと」です。
NLPはカウンセリングを起源にしていますので、クライアントさんの話を聴くための強力なスキルがいくつかあります。
これらのスキルをうまく使うことで、例えば、クライアントさんは自分の思い込みに気づくことがあります。
思い込みに気づくと、それだけで快方に向かうことも多々あります。
何せ、自分で自分が言ってることおかしくね?とか思うようになったりしますからね。
そうなると、特に根拠もなく「そういうものだ」と信じていることが覆っていきます。
人の信念なんて結構カンタンにころころ変わるものなんですよ?
今回の勉強会では、そういうNLPのスキルのひとつを重点的に扱いました。
夫婦2人で勉強会はどんなふうに行われた?
今回の勉強会で重点的に扱ったスキルは「メタモデル」というものなのですが、「メタモデル」そのものが何だというのはここでは省略します。
まず、お互いにその「メタモデル」というのが何なのか、どういうときに使えるのか、どんな効果が得られるのか、といったことの認識合わせをしました。
その上で、テキストを確認し、さらに認識合わせをしていきました。
ここで重要なのは、「メタモデルとはXXである」という正しい答えを言うことではない、ということです。
テキストもあるし、自然と正解探しみたいになりがちなのですが、それは私たちにとって重要ではないからです。
字面で「こういうものだ」ということにどれほど意味が無いかを私たちは知ってます。
私たちがそのことをどう捉えていて、どう使えるかというのを大切にしています。
さて、そうして認識合わせをしたら、早速実践です。
お互いに今、気になっていることについてインタビューを行いました。
片方が気になっていることを話し、片方がその内容について質問を交えながら聞いていきます。
あ、ちなみに、メタモデルというスキルは、的確な質問ができるようになるスキルでもあるんですよ。
それを5分という短い時間で試してみたと思ってください。
それから、お互いの中で何が起こったのか、インタビュー前と後でどういう認識の違いが生まれているかということを共有します。
こんな感じで、インタビューというテーマから具体的なスキルに落とし込み、実戦形式でおさらいをしていきました。
これまでいろいろな勉強会やセミナーを主催したり、参加したり、あるいは、企業で研修を行ったり、参加したりしたノウハウが全部活きていたと思います。
2時間という限られた時間は、とても濃い時間になりました。
夫婦2人で勉強会で得られたものは
こうして夫婦2人で勉強会をやってみたのですが、やってみてすごく有意義な時間だったと思います。
私が教えて、奥さんがそれを聴いて、今度は奥さんが私に学んだことを教える、という繰り返しは実に有効でした。
「教えるは2度学ぶ」という言葉もあるように、人に説明するのってかなり勉強になるんですよね。
知識を知っているレベルは序の口で、それを人に説明するレベルや、伝えるレベルに昇華していってようやく身につくこともたくさんあります。
そういうことが実践できる勉強会だったと思います。
私の中で「メタモデル」について理解が深まりましたし、それは奥さんの方でもそうだったと思います。
とても有意義だったので、またやりたいと思いましたし、せっかくだから興味ある人にも参加してもらったらいいんじゃない?ということも話し合いました。
これまでも勉強会というのを夫婦主催でやってきたのですが、しばらくお休みしていたので、また再開しようと思います。
せっかくそういうことをするために「はぐみ館」という場所を作ったのですから。
おわりに
夫婦2人で勉強会をやってみよう!ということで、実際にやってみました。
結果的にすごくよかったし、またやりたいと思い、もう日程も決めちゃいました。次は7/16 10:00~12:00です。
誰でも参加できるので、興味がある人は来てくださいね。
なお、NLPの資格は、「NLP プラクティショナー」とか「NLP マスタープラクティショナー」という名前なんですよね。
「プラクティショナー」というのは、日本語で言えば「実践者」ということです。
つまり、NLPを知っているというだけの人はプラクティショナーではないと私は思っています。
あくまでNLPを日常の中で使っている人のことを、NLPプラクティショナーというのだ、と私は思っていて、日々実践することを心がけています。
そんなこともあって、改めて学ぶことに貪欲ですし、それもまたひとつの実践方法だと思っています。
なお、奥さんの視点でこの勉強会がどういうものだったかというのは、彼女が自分のブログに書いているので、よかったら合わせて読んでみてください!