創造的に生きるとは、好奇心に従って生きること 【書評】BIG MAGIC 「夢中になる」ことからはじめよう。

※本ページはプロモーションが含まれています

タイトルを見てすごく気になったので、すぐに買って読んでみました。

私は日々モチベーション高く生きたいと思っていて、『「夢中になる」ことからはじめよう。』ってどういうことだ?と気になったんです。

あと、「BIG MAGIC」って何だろうというのも気になりました。

BIG MAGIC 「夢中になる」ことからはじめよう。

創造的に生きる

本書では「創造的に生きる」ということについて、著者の体験や見聞きしたことをたくさん書いていました。

その中で、一番私の中に残ったのが、

情熱を追求するより、好奇心を追求する

というフレーズです。

情熱を向けられるものを探しているより、好奇心がわくものを追求する方が手っ取り早く、すぐやれると思ったんですよね。

好奇心に従って生きていれば、自ずと創造的に生きることに繋がるんじゃないか、と直感的に思いました。

私自身の経験を振り返ってみても、今仕事にしているスキルは好奇心から学び、習得したものです。

IT全般のスキル然り、NLPのスキル然り。

そして、これらのスキルは、「これってどうなってんの?」「こうやったらどうなるの?」という好奇心からはじまり、いずれ熱中し、我を忘れるようにして追求していきました。

つまりは、好奇心にはじまり、情熱に遷移したと言えます。

もし情熱を追求していたら、これらのスキルに手を付けることもなかったでしょう。

なにせ、やってみるまでその面白さなんてわからないのですから。

「これだったら情熱がわくかな」とか、「もっと情熱がわくものに注力したい」とか思っていても、いつまでたってもそんなものは見つからないと思います。

まずは、好奇心。そして、やっているうちに熱中していく。

これが自然なプロセスな感じがします。

とにかく作りたいものを作って世に出す

筆者は小説家で、「食べて、祈って、恋をして」というのが代表作だそうです。

タイトルだけは聞いたことがありました。

それはジュリア・ロバーツが主演の同名の映画「食べて、祈って、恋をして」からです (まだ観てないけど)。

とにかく筆者は常に何かを書き続けているそうです。

そうやって創造的に生きることが人生だとすら言っているように。

本書の中で面白い発想だと思ったのは、「インスピレーションは、来たときに形にすること。すぐにいなくなるから」という話です。

これも私には思い当たることがあって、ネタがふと頭に浮かんで、そのときにバーっと書いてしまえばブログ記事になったりするものを、しばらく寝かしているうちに何を書いたらいいかわからなくなる、というのが私の中でもしょっちゅう起こっています。

彼女いわく、インスピレーションは、早く実体化してくれる人を常に探し続けていて、「この人だ」と思った人に降ってくるそうです。

そして、その人が実体化してくれないとみるや、さっと飛び去っていき、次の人を探しに行くと。

インスピレーションというのはそういう特性を持ったものなのだから、捕まえたら、すぐにでも形にして世に出すことが大事だ、と筆者は訴えています。

世に出した結果、受け入れられるかはわからないけど、とにかくインスピレーションは実体化されることを望んでいるし、創造的に生きるというのは、「作ったものを世に出す」ということをし続けるということだというのです。

そして、そんなインスピレーションを捕まえるには、日頃から創造的に生きている必要がある、と主張しています。

その「創造的に生きる」ヒントが、好奇心にあるというのですね。

好奇心のわくことをやってみる

本書を読んで、好奇心のわくことをとにかくやってみようと思いました。

そうして好奇心を追いかけているうちに、形になるものもあれば、ならないものもあるだろうけど、少なくとも、ただ情熱とやらを探して何もしないでいるよりは、ずっと充実した日々になるだろうと思います。

そして、インスピレーションが降ってきたときは、すかさずガーッとやってしまおうと思います。

もちろん、タイミングとかあって全部が全部はできません。

それでも、そういう気持ちでいることって大事だと思うんです。

あと、なんだかうまくいかないときは、別の好奇心のわくことをすることかな、と思います。

そうしているうちに、うまくいかないと思っていたことが化学反応を起こしてうまくいくようになる可能性が高まるからです。

あるいは、別のことの方が面白くなって、そっちを追求していくかもしれません。

いずれにせよ、好奇心の赴くままに追求することは楽しそうです。

そして、「BIG MAGIC」は、そうして創造的に生きているうちに起こるのでしょうね。

おわりに

『BIG MAGIC 「夢中になる」ことからはじめよう。』を読んで、私なりに本書の内容を一言でまとめるとしたら、

創造的に生きるとは、好奇心に従って生きること

になります。

もっと自分の好奇心に素直になって、「お、これは何だ?」「これってどうなってんだ?」「こうしたらどうなるんだろう?」と感じたものを大事にしようと思いました。

このところその精神でいろいろ手を出してみていて、これが私の中ではなかなか面白いことになっています。

好奇心を追求しながら生きるというのも、充実した日々を生きるヒントになりそうです。

タイトルとURLをコピーしました