セミの声が
よく聞こえます。
夏ですねぇ～。
私は夏が好きで、
子供の頃は毎日海に
泳ぎに行ってました。
他にも、花火をしたり、
見に行ったり、
夏祭りで何軒も
食べ歩いたり。
セミの声を聞くだけで、
こんなに思い出して
しまいます。
これは、私の中で、
セミの声 = 夏 と
結びついているから
ですね。
これは、アンカーと
言います。
パブロフの犬というのが
有名です。
犬に餌をやる際に、
ベルを鳴らしてたら、
そのうちベルを鳴らすだけで
犬がよだれを垂らすように
なった、というアレです。
このように、我々も
何かの声や、音、風景、
場所など、非常に
多くのものに
条件付けられて、
行動を起こしています。
暑いと「夏だなぁ」
と思う人もいる
でしょう。
この条件付け、
思った以上に
人を支配しています。
例えば、顧客との
会議では、
どのような席に
座るでしょうか。
大抵は、顧客とは
対面で座るのでは
ないでしょうか。
同行者がいれば、
横に座りますよね。
対面は、対立の
位置です。
喧嘩するときや、
言い合いに
なるときは、
相手と対面している
ときが多くないですか？
自分の横や後ろに
相手がいるときに
言い合いは起こらない
でしょう。
もし後ろから罵られたら、
振り向いて (対面して)
言い合いになりますよね。
横に並んでいるときは、
穏やかな気分になったり、
協調しているような気分に
なったりする方が多いと
思います。
恋人同士を見ると
よくやってますよね。
横に並んで、
手をつないだり、
想ったことを
伝えているような
場面が想像できます。
そして、面向かって
言い合ってます (^^;
こういうのは
位置のアンカーと
言います。
もし、よく言い合いに
なる人がいたら、
このことを利用して
みるとうまくいく
かもしれません。
つまり、対面の位置を
とらず、横の位置を
とって、コミュニケーションする
わけですね。
試してみてください。
