池田千恵さんの「『ひとり時間』で、すべてがうまく回りだす!」を読みました。
読みながら「そうだ、そうだ」と頷くところが多くありましたね。
私も「ひとり時間」は超重要視していて、必ず1日1時間以上確保するように努めています。
気を抜くと誰かに使われるのをヨシとしてしまいますからね。
本書を読んでとてもインスパイアされており、ここでは「ひとり時間」という観点で、私なりに考えたり、実践したりしていることについて書いてみます。
「ひとり時間」を持とう!
本書では「ひとり時間」を持つことを強くお勧めしています。
私も結構「ひとり時間」は大事にしています。
例えば、朝は5時過ぎに起きて、6時半までは「ひとり時間」を過ごしています。
この間に前日の振り返りや1週間の振り返り、1ヶ月の振り返りといった「レビュー」の時間をもうけています。
そして、「レビュー」したら次にどうしていこうかと考える「計画」の時間をとります。
こんな風にして、振り返りをして次にどうするかを考えていく時間は、「ひとり時間」でするようにしています。
逆に「ひとり時間」を確保しなければ、こうしたことをすることもできないでしょう。
この「レビュー」や「計画」の時間は私にとってとても重要な役割を持っています。
「レビュー」をすることは自信を持つことにつながります。
こうした時間を取り、しっかり振り返ることが、実はより多くの時間を作り出すことにつながっているのです。
参考: あなたは年間180時間も「悩む」という計画を立てている!?行動する時間を計画しましょう!
「ひとり時間」を作り出す
こうした自分のための「ひとり時間」を確保するには超重要なポイントがあります。
それは「受け身でいる間は作れない」ということです。
上司の機嫌がよければ休みを取ろうとか、仕事の区切りがついたら早く帰ろうとか、もし早く帰れたら飲み会に行くよ、とか、そういう姿勢でいるうちは「ひとり時間」を作ることはできません。
「ひとり時間」は何よりも重要な時間という認識を持ってください。そして、自分から確保しに行ってください。
世の中不思議なもので、自分で考えなければ他の人があなたの人生を考えてくれます。
そうしてあなたの時間をどんどん使ってくれるんですね。
だから、「仕事に行く」のと同じぐらいの重要事項だと思って「ひとり時間」を確保しに行ってください。
もちろん、仕事の中でも「ひとり時間」を作り出すようにしましょう。
元トリンプインターナショナルジャパン社長の吉越浩一郎さんは「がんばるタイム」という制度を作り、全社員が強制的に「ひとり時間」を作るよう取り組みました。
19年連続増収増益という偉業に、間違いなく「ひとり時間」は貢献していることでしょう。
吉越さんは「ひとり時間」を持つことの重要性を信じている人の1人だと思います。
参考:
- 社長は結果が全て 実行して実行して、そしてなお実行して結果を出すことに注力すべし 「社長の掟」を読んで考えたこと
- 経営者目線で仕事を見つめ直した「ツナゲルアカデミー 第3講」吉越浩一郎さんの講演など濃厚な1日でした
「ひとり時間」を使う
そうやって確保した「ひとり時間」は、あなたが思いつくままに行動していい時間です。
実のところ、ぼんやり休んでいてもいいです。
私はここ1ヶ月ほど、週1回はサウナで療養するようにしてみています。これも立派な「ひとり時間」の使い方です。
逆に言うと、「ひとり時間」が確保できない人は、休むことすらままならない状況だと思っていい。
だからうまくいかないんですね。
自分のための時間をできるだけ確保することです。
恋人や配偶者、家族がいても、仕事があっても上司がいても、何が何でも確保することです。
あなたが幸せであることが、周りが幸せであることにつながるのです。
もし今よりもっと自由で、豊かな人生を送りたいなら、「ひとり時間」を確保することを実践してみてください。
おわりに
池田千恵さんの「『ひとり時間』で、すべてがうまく回りだす!」を読んでインスパイアされたことを書いてみました。
私がうまくいくことが増えたのも、「ひとり時間」を確保して、「自分のことを目一杯やること」に集中するようになったからです。
そうすることがさらなる時間効率を上げて、「ひとり時間」が濃密になり、他の人と関わる「みんな時間」も豊かになっています。
こうしてブログを書く時間だって「ひとり時間」のなせる技。
すごく当たり前のことなのですが、自らの人生に主体性を持って生きるということは、「ひとり時間」を作り出し、効果的に使っていくということなのです。