先日 (2013/5/12)、GW中に野尻湖に行った際にお知り合いになった農家の方のところに行ってきました。
GWに農園を訪ね、じゃがいもを植えてきた農家さんです。
今回は、ケールととうもろこしを植えるので手伝って欲しいとのこと。
農園までは、わが家から100km弱といったところです。
高速道路を使えば、1時間半もかかりませんでした。
見渡す限り畑や田が広がっています。
とうもろこしを植えよう!
もともと「ケール」という青汁の元になる野菜を植えると聞いていたのですが、とうもろこしを植えることになりました。
これがとうもろこしの苗ですね。
畑の準備はできており、後は植えていくだけの状態。
どんどん植えていきます。
とうもろこしの苗を植えるなんて初めてです。どんどん植えて行きました。
しゃがんで作業していると足がしびれるので、立ち上がって休憩します。
すると頭がクラクラと立ちくらみ。
作業は単純ですが、農作業は体力を使いますね。
とうもろこしの場合、売り物を作るなら、この苗1本から、とうもろこしは1本しか取れないとのことです。
自分で食べる用であれば、2つくらいまでは作っても大丈夫だそうですが・・・
もっとたくさん実が成るものだと思っていたので、ちょっとショックでした。
これだけ植えても、200〜300本しかできないんですね。
1本100円で売ってもせいぜい30,000円と思うとゾッとします。
農業で採算取るなら、大規模化せざるを得ないわけです。
苗が無くなったら、空いたところに種を植えていきます。
先の苗で、だいたいこの畑1枚の3分の1が埋まったので、残りの3分の2に種を植えていきます。
種を植える作業は、苗を植えるのに比べて楽でしたね。
苗を植える?種を植える?
なお、苗を育ててから植えると、同じタイミングで収穫できるし、収穫できる確率が高いとのことです。
種の場合は、まず芽が出るかわからないし、芽が出るタイミングもバラバラなので、収穫のタイミングも1本1本バラバラになってしまうそうです。
苗はハウス栽培していたくらいなので、苗を育てるのも手間がかかりそうですし、植え付け作業も手間がかかります。
色々な手間はかかるけど、確実性が高い。
種を植えるのは楽だけど、確実性が低い。
労力とのバランスをとる必要がありそうですね。
ちなみに、このとうもろこしの種はアメリカ産のものを輸入して栽培するしかないそうです。
F1種というそうで、安定的に育つし、色々な環境に強いものだそうですが、2世代目が育たない (売り物にならない?)ものらしいです。
世間で出回っているとうもろこしの種はほぼこのF1種らしく、どうしてもアメリカから買い続けるしかないとのこと。
うまい商売していますねー、アメリカ。
山菜採り
とうもろこしの植え付けを終え、昼食を食べたら、山菜採りをしてきました。
農園の土地は全て使っているわけでなく、使っていないところもあり、そういう畑に山菜がたくさんなっています。
こちらは行者にんにく。
切り取って匂いをかいだら、確かににんにく風味で、かじってみたらやっぱりにんにくみたいな風味がしました。
たくさんなってますね。どんどんもらっていきます。
なお、行者にんにくは双葉であり、片葉だけ切っていけば、また生えてくるそうです。
植物って、面白いですよね〜。
そんなわけで、片葉ずつカットしていきます。
行者にんにくの他に、よもぎや、クレソン、なんだか分からない山菜 (!?)など、袋いっぱいいただきました。
農園には溜池みたいなところもあります。
ここでは魚を飼っているとか。ニジマスと言ってたかな?
これも大きくなったら食べるとか。
あとは、りんごの木もありました。
りんごがないりんごの木は初めて見たかもしれません (笑
他にもブラックベリー?や無臭ニンニク、各種ハーブなど、色々植えているそうです。
中には、一部放置されているものもあるようですが (^^;
こちらはルバーブですね。
こんな草からあのルバーブジャムのような甘いものができるなんて、不思議で仕方がない・・・
このルバーブも、何本かいただいて帰りました。
持ち帰ってからは、ジャム作りに挑戦してみましたよ。
・ルバーブジャムの「ルバーブ」とやらにビックリ!?ルバーブジャムづくりに挑戦してみました
とうもろこしの植え付けを手伝いましたが、変わりにたくさん山菜とかいただいたのでハッピーです (^o^)
いい体験になりました。
こういうのもいいなぁ。
将来的には、お金じゃなくて、こういった価値の交換が普通になっていくといいなーと思います。