スキーのインストラクターをしているときに強く意識していることがあります。
それは、
「できているという事実を伝える」
ことです。
動画でもお話してみました。
ダメ出ししちゃってない?
日本人の特性なのか、文化なのか、どうも私たちは
「できることが当たり前、できないところを改善する」
というメンタリティを持っている感じがします。
「あれがダメ、これがダメ」と言っちゃうことが多くないですか?
あるいは、「あれがダメ、これがダメ」と言われちゃうことが多くないですか?
あんまりダメ出しされると、凹んじゃいますよね・・・(=”=;
できていることを伝えてあげる
あなたから誰かに対して「○○がちゃんとできているね」と声をかけたことありますか?
逆に、誰かから「○○がちゃんとできているね」と言ってもらえたことはありますか?
おそらく、あんまりないと思います。
だからこそ、「『できている』という事実を伝えてあげること」が大切になってきます。
ちょっとしたことでも、「できているね」と言われると嬉しいじゃないですか。
ちゃんと自分のこと見てくれているな、とか。
これでいいんだな、とか。
自分の行動を肯定的に見ることができるようになるんですね。
「褒める」という意識は過剰。あくまで「事実を伝える」ことにフォーカス
こう言うお話をすると、「褒めることって大事ですよね」といったことを言われることもありますが・・・
「褒める」という意識を持っちゃうと、少し過剰になりがちです。
プラスマイナスゼロのところが抜けちゃう、というか。
プラスになっているところを見ようとしちゃいますから。
「褒める」という意識でいると「できて当たり前」のことを見逃してしまいます。
ポイントは「事実を伝える」という意識でいることです。
そうすれば、「できて当たり前」のことに気づいて、言ってあげることができるんですね。
相手のパフォーマンスが上がる!
「できている事実を伝える」ことを繰り返すことで、相手のモチベーションがあがり、その結果パフォーマンスも上がります。
だから、ついダメ出ししちゃうのが癖になっているようなら、「できているね」と声をかけてあげてください。
もしかしたら、相手がうまくいかない原因は、あなたがダメ出ししているからかもしれませんよ?
「褒めよう」と思ったらちょっと言いにくいかもしれませんが、「事実を伝える」だけなら気楽じゃないですか。
ぜひ、「『できている』という事実を伝えてあげること」を意識してみてください (^_^)