「やりたいことを口にしていると叶う」というお話をどこかで聞いたことがありませんか?
あれはある程度事実だなーと私は思っています。
当然、言うだけでいい、などとは言いませんが、一理あるんですよね。
コーチングセッションをやっていてもつくづく思います。
ここでは「やりたいことを口にしていると叶う」3つの理由を紹介します。
周りの人の協力が得られる
やりたいことを口にしていると、「周りの人の協力が得られる」ということがよくあります。
「そういえばこんなこともあったよ」という感じで、教えてもらえるんですよね。
あなたも、友人が「ラーメン大好き」と言ってたら、ラーメン屋さんの1つや2つ紹介しますよね。
それと同じです。
私は「長野に移住したい」と言っている人がいたら、長野に移住した1人として情報提供したくなります。
自分が困難だと思っていることでも、周りには解決済みの人だっているわけで、とにかく周りに話していると確実に情報が集まってくるものです。
やることが明確になっていく
あと、話しているうちに段々やることが明確になってくるんですよね。
最初はおぼろげに「こんなことがしたいなー」くらいであっても、人に話していると「それってなに?」とか「どういうこと?」とか聞いてくれます。
「長野に移住したい」とか言ってみれば、周りの人は「どこに行きたいの?」とか「何がしたいの?」とか「こういうのもあるよね?」とか色々聞いてくれます。
そうやって疑問を投げかけてもらっている中で、自分のやろうと思っていることがどんどん明確になっていきます。
何にしてもそうなのですが、より具体的で明確であればあるほど、実現する可能性は高まります。
ぼんやりしている時点では、何をしたらいいかすらわかりませんからね。
色々な人に話すということは、別の視点で自分のやりたいことを見つめるチャンス。
話しているうちにどんどん具体化していき、やりたいことが実現していきます。
「やる」と決めることができる
これが一番重要なことなのですが、「やる」と決めることができます。
「やる」と決めていれば、チャンスがあれば飛びつきます。
チャンスなんて感じたこともないとか、飛びついたことも無いという人は、多分なにも「やる」と決めてない人です。
「やりたいんだけど・・・」くらいの状態だと、たとえ誰かからいい情報が出てきたり、チャンスが訪れても、気づくことすらなかったりします。
あなたがいい情報を持っていたとして、「やろうと思っている人」と「やると決めている人」のどちらに話を持って行きたいでしょうか?
駅前の超立地がいいところで空きテナントを見つけたとして、「ラーメン屋をやろうかどうか悩んでいる人」と「ラーメン屋を絶対やる!と宣言している人」がいたら、どちらに紹介したいか、ですね。
結局、自分が「やる」と決めてないと、何も実現しません。
そして、周りの人に話しているうちに、自然と決意しちゃうということはよくあります。
やりたいことを口にしていると実現する理由の1つは、こういうこともあるのでしょうね。
おわりに
やりたいことを口にしていると実現する3つの理由を考察してみました。
コーチングセッションをやっていると、このことは本当に強く思います。
というのも、まず「どうなりたいか」を言ってくれないと、コーチングってはじまらないのですよ。
そこが決まらないと、どこにも向かえないんですよね。
そして、セッションの中で最も時間がかかるのは「どうなりたいか」を聞くことだったりします。
そこがバシッと決まると、あとはサクッとまとまることが多い感じがします。
おぼろげな状態でも全然構わないので、あなたが信頼できる人に、自分が「やりたいこと」を口にしてみるのもいいのではないでしょうか。
そうしているうちに、「やりたいこと」が形になり、実現していきますよ。