目標設定するときに大切なこと インサイドアウトで生きているか

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あなたはインサイドアウトの考え方で生きていますか?

ついつい人のせいにしたり、周りのせいにしたり、環境のせいにしたりしていませんか?

コーチングをする中で、このことはかなり意識してクライアントさんと接しています。

「7つの習慣」の中でも最初に書かれている内容で、インサイドアウトで生きるということがすべての基盤になるからです。

外部のせいにしていないか

何かあったときに、とっさに外部のせいにしていないでしょうか?

  • もっと景気がよければ給料が上がるのに
  • あの人がやってくれたら簡単なんだけどなぁ
  • 田舎にいるとなかなか難しい
  • お金があったらもっとXXするのだけれど
  • こんなに頑張っているのに仕事がないのは政治がよくない

などなど、自分の外部にあることがうまいこといったら、自分はうまくいくようになるという考え方を持っていませんか?

こういうのを「アウトサイドイン」と言います。

自分がやりたいことの中に、他人や環境を含めちゃうと、だいたいうまくいかないものです。

周りが自分にとっていい状況になってくれたら、という条件を含めた時点で、実現する可能性が半分以下になります。

菜の花畑のつくし

自分からはじめられることにフォーカスする

たとえどんな環境であっても、自分が、自分からやれることはあるはずです。

住んでいる環境が問題なのであれば、住む場所を変えることはできますよね。

お金がないのが問題なら、お金を使わずにやる方法を考えることも重要になってきます。

日本の政治が気に入らないなら、海外に住んだっていい。政治家に立候補することだってできます。

そんな感じで、何か問題があったとしても、自分ができることにフォーカスしてみましょう。

菜の花

結婚ができないのは、相手がいないからだ、と言っていても仕方がないのです。

結婚したいなら、結婚するために自分ができることをやることなのです。

男を磨く/女を磨く、ということもあるでしょう。

出会いの多い場所に行く、ということもできるでしょう。

会話するときに話が弾みそうな話題を収集することだってできます。

異性の前だとどうしても緊張して話せない、というならカウンセリングを受けてみることだってできます。

自分が、自らできることに注力してください。

すべての基盤は「インサイドアウトで生きる」

こんな感じで、「周りを変えること」に意識を向けるのではなく、「じぶんがやること」に集中しましょう。

そうすれば、自分が行動することで、問題は解決していくことができるようになります。

周りをどうにかしようとすると、自分がどれだけ頑張っても解決することはできません。

政治も景気も、生まれや育ちも、それ自体は個人の努力で変えることはとても難しい。

愚痴を言うことは自分ができることになるかもしれませんが、効果がないことはわかっていますよね (^_^;

自分がやることに集中して、そのことを愚直にやっていくことが、結局のところ一番うまくいく方法なのです。

そういう考え方が、「インサイドアウトで生きる」ということなのです。

野尻湖の湖畔

おわりに

「インサイドアウトで生きる」ということは、コーチングをする中でもかなり大切にしています。

コーチングをしていく中で「やりたいこと」や「目標」といったものを設定していくのですが、クライアントが自らやれることか、ということを常に意識しています。

もしそのことが、誰か他人にやってもらうことを含んでいたり、世の中の景気などといったものを含んでいる場合は、一緒になって「あなたができることは何ですか?」ということを考えるようにしています。

周りの環境がよくなればうまくいく、という目標設定をしてしまうと、その人が実現できることではなくなってしまうからです。

あなたも実現したいことがあるならば、周りのことをとやかく言わずに、「じぶんが何をするか」という視点で考えて、行動してください。

そうすれば、あなたの実現したいことは、早く、確実に実現できることでしょう。

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