私は日々、1日1日の振り返りをしていて、その作業のことを「日次レビュー」と言っています。
簡単に言うと、毎日日記を書くことで1日を振り返り、今後に活かしていこうという活動だと思ってください。
ちなみに、
- 1週間という単位ですると「週次レビュー」
- 1ヶ月という単位ですると「月次レビュー」
- 3ヶ月という単位ですると「4半期レビュー」
- 1年という単位ですると「年次レビュー」
と呼んでいます。
そのやり方は人の数だけあることでしょう。
フランクリン・プランナーで日次レビュー
2014年、2015年は愛用していた手帳「フランクリン・プランナー オーガナイザー」という1日1ページの手帳に手書きで書き込んでいました。
書いていない日はないので、730日以上はこうやって日々の振り返りを書き続けていることになります。
ただ、2年以上続けていると、このやり方でやっていくことにちょっと疑問が出はじめていました。
それは、
- 意外と時間がかかる
- 見直すことがほぼない
ということです。
意外と時間がかかる
集中すれば10分とかからないですが、何やったか思い出せない日は結構困っちゃうのです (苦笑
あと、やったことが多すぎる時は、細かく書きすぎるとスペース足りないとか・・・
見返すことがほぼない
日次レビューは、週次レビューの元ネタになります。
週次レビューは日次レビューをサマリしたものになり、別途Googleスプレッドシートに書いているので、それ以後はほぼ日次レビューを読むことはありません。
週次レビューを見ればほぼ事足りるようにまとめているので。
確定申告のため、帳簿に記帳している時に「記録を取っていてよかった!」と思うことはちょいちょいありますが、その程度かな。
これだとせっかく記録を取っていることを活かしきれていないかなーというところ。
フランクリン・プランナーからGoogleスプレッドシートへ
そんなこともあって、日次レビューも電子化することを考えていました。
電子化することで、見返すことは容易になりますからね。
もちろん手書きには手書きのよさがあったのですが、何か違う形も試してみたいと思っていました。
ちょうどそんな折に、コボリジュンコさん (@kobutako2ko2)の著書『あなたの夢を叶える「100年日記」』を読み、コボリさんが提唱している「100年日記」スタイルにしてみようと思うようになりました。
そうしてGoogleスプレッドシートに作ってみた、私の「100年日記」がこちら。
どういうポイントでレビューするかなど、細かい点については書きながら変化していくとして、まずはこの形で2016年の日次レビューをはじめてみました。
全方位型からフォーカス型へ
2日ほど「100年日記」スタイルで書いてみてまず思ったのは、1日を振り返り、記録に残す内容に「焦点を当てている」感覚が強い、ということです。
全方位型レビュー
私のこれまでの日次レビューは、言うなれば全方位型レビューでした。
その日にあったこと、感じたこと、考えたこと、などなど全てを思い出し、振り返るということをしていました。
1日を追体験することに主眼を置いていたと言っていいかもしれません。
これは「1日をレビューする」という意味では素晴らしくいいです。
「何のためにやっているのか?」と問うならば、「1日を追体験することだ」と答えるところです。
フォーカス型レビュー
これに対し、「100年日記」スタイルはフォーカス型レビューです。
振り返りたい項目をあらかじめ決めておいて、そこに焦点を当てて1日を振り返ります。
「何のためにやっているのか?」と問うならば、「やりたいことを実現するためだ」となります。
全方位型レビューに比べて、目的指向が強いと言えるでしょう。
ライフスタイルの変化や、私自身の考え方の変化もあり、今の私にはこちらのフォーカス型レビューの方が役に立つ感じがしました。
おわりに
日次レビューなど、私の手帳システムはここ数年である程度落ち着いてきていました。
当初は2016年も同様の形で行こうと思っていたのですが、ライフスタイルの変化もあり、もうちょっとやりやすい形にしたいと思い、改革していくことにしました。
メインとなる手帳は『フランクリン・プランナー「7つの習慣」ビジネス・ウィークリー A5サイズ』としたため、日次レビューのやり方を変えるのは急務となり、せっかくだから元日から「100年日記」スタイルに変えてみました。
これまでの全方位型レビューに比べて、フォーカス型レビューにしたことで、より指向性のあるレビューができるようになる感じがしています。
そして、その方がこれからやりたいことに合っている感じがしています。
このスタイルでは拾いきれないものとか、より詳しく記録したいことが出てきたら、別のフォームを作って管理すればいいですしね。
これに伴い、週次レビューなどのやり方も変えていくかもしれません。
そんなわけで、まずはこの形で2016年の日次レビューをはじめてみています。