長野県の佐久地域に移住して7年になりますが、未だに冬の寒さに関しては笑えてしまいます。
今年はここ数年の中でも暖かい方ですが、それでも東京に比べれば寒いものです。
外気温が-10℃!
まず、移住したのが12月の末で、いきなり寒いシーズンから長野生活はスタートしました。
外気温が -10℃ になるなんてザラでした。
日によっては車も凍っていて、暖気運転して氷を溶かさないことには前も見えない状況になっていました。
最近は解氷スプレーとか使って手軽に氷を溶かすことも増えました。
フロントとリアは数分間暖機運転すれば溶けるのですが、サイドミラーなどはどうにもならないので、解氷スプレーを使いだしてその快適さがわかってからはついつい使ってしまいます。
あと、スプレー吹きかけたら氷が溶けていくのが地味に楽しいです (笑
トイレの水が凍った
移住してすぐの家は、大家さんから「トイレの戸は開けちゃダメ。凍るから」と言われていました。
住んでみて、確かにトイレは家の中でも最も寒い場所だということがよくわかりました。
もちろん大家さんの言いつけどおりトイレの戸を開けることはなかったのですが、ある朝トイレに張っている水が凍っていることがありました。
いやぁ、トイレの水って凍るんですね。
同じように、台所の桶に水を張ってたらそれが凍ってたこともありました。
台所のごま油が凍った
驚いたのは、ごま油が凍ったことでしょうか。
「あ、ごま油って、凍るんだ」
などと感心したものです。
オリーブオイルも寒さに弱いようで、オリのようなものが出てきていてどうも品質が悪くなってしまっていたようです。
部屋干ししていた洗濯物が凍った
これは最近あったことなんですが、部屋干ししていた服が凍ってました、、、!?
あーあ、シワになっちゃったなーと思いながら、ハンガーごと引っ張り出してブンブン降ってみてもシワは取れず、それどころか形状記憶されたかのようにしっかりその形をキープしています。
お前JOJOかと。
不思議に思って触ってみたら、感触がパリパリっとした感じでした。
あ、これは凍ってるんだ!ということに気づくまでしばらく時間がかかりました。
外気温は平気で氷点下なのは知っているので、外に干したら凍るってことはわかってましたが、まさか部屋干ししている服が凍るなんて思わないじゃないですか。
古民家に引っ越したのが去年の夏で、そこで過ごすはじめての冬はより寒いということを実感しました。
室内にある温度計が氷点下を指す日もちょくちょくあるので、部屋干しで凍っててもおかしくはないですね、、、
室温が氷点下→冷蔵庫の中の方が暖かい
で、室温が氷点下ってことはですよ?
冷蔵庫の中の方が暖かいってことですよ?
冷蔵庫の設定温度はだいたい4℃くらいですからね。
我が家の中で一番暖かいのは冷蔵庫の中って・・・本当に笑えてしまいます。
冷蔵庫は電気の力を使って中のものを温めているんだ!?
おわりに
寒いのは覚悟して長野に移住したわけですが、やっぱり結構寒いです。
普通に生活する分にはそこまで「寒くてやだなー」と思うことはなく、実際は快適なものなのですが (暖房装置が貧弱な東京事務所の方が寒いかも)、ところどころでこの地の寒さの片鱗を見せつけられます。
そして、それもまた楽しいのです。
これも移住の醍醐味です。